自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2021年8月20日11:33 AM
    学習塾におけるコロナ対策(経営面)

     

     

    2021年8月現在、新型コロナウイルスの感染拡大が更に広がっています。

    学習塾経営においても、コロナ対策を改めて考えておくタイミングになってきました。

     

     

    感染力の高い「デルタ株」ということで、その危険度はまだ未知数ですが、

    感染者数自体においては、メディアが引き続き大騒ぎしてくれており、

    また緊急事態宣言も出されていますので、雲行きが怪しくなってきました。

     

    ワクチン接種は進んでいるものの、副反応を考えると子ども達への接種はかなり慎重にならざるをえませんし、

    前提として、今後もウイルス変異が起こるので、ワクチンの有効性は徐々に落ちていくでしょうから、

    当分の間「Withコロナ」環境は続くと思われます。

     

    あまりメディアでは報じられませんが、海外ではWithコロナに向かって、

    徐々に経済活動を進めているわけですが、

    日本においては政治的思惑が重なりすぎてしまい、どっちに向かうかわからない怖さもあります。

     

    少なくとも、ここまでの文科省の指針というのは、かなり的を得た指示を出しているように見え、

     

    「子ども達の感染リスク・致死率を考えると、通常の学校運営が望ましい」

     

    という方向性を強く押し出していました。

     

     

    …が、今後、おそらく小中高においても「感染拡大・クラスター発生」が起きるでしょうから、

    世論の圧力や本当に危険と判断して、「一斉休校」する可能性も十分あるかと思います。

     

    さて、この「学校一斉休校」において、学習塾として運営をどう考えるか?ということですが、

    前回の一斉休校は「通常営業」を強行するという選択肢もあり、それによって大きな問題になるケースはありませんでした。

     

    …しかし、次の「一斉休校」はここまで強気だった文科省でさえ

    「これは休校にしなければならない」という判断をするレベルの感染リスクや危険性をともなっている可能性がありますので、

    学習塾が通常営業を強行するのは、かなり風当たりが強くなるかと思います。

     

     

    私は、次に学校が「一斉休校」になる可能性は決して低くないと思っていますが、

    皆さまにおかれまして、「もしそうなったら」を想定して、準備をしておいていただければと思います。