2020年11月5日12:15 PM
CATEGORY: 学習塾・スクールの経営論
繁盛教室の教室長の集客戦略は、どこに力を入れるべきなのか、
集中すべきポイントは何なのかを見極めて、そこに力を入れている傾向があります。
彼らから言わせると、これだけ塾経営が高度化し、やるべきことや業務が増えてしまうと、
効率的に集客できる手法に力を集中するべき=結果的に楽になる という考え方だそうです。
教室の立地や業態によって集中すべきポイントは変化しますが、主に以下のケースが多いように思います。
1)紹介連鎖(弟妹含む)に注力するタイプ
→入会時の弟妹イベント誘導の徹底。1か月後カウンセリングの徹底。
2)特定の年齢に絞って弟妹集客に注力するタイプ
→〇歳・〇年生になったら集中的にアプローチ
3)成績アップのビックリ事例づくりによるクチコミ派生を狙うタイプ
→成績アップのための教える教科選択などの設計
4)シェア理論をフル活用して、特定の小中学校や部活動のシェアアップ・紹介促進を狙うタイプ
→えこひいきすべきターゲット設定
面白いのは上記の全てをまんべんなく、というよりも、「どれかひとつ」もしくは「ふたつ」程度にとことん注力している点です。
本来は全てをやり切れるのが理想的ですが、冒頭に書きましたように、現状の学習塾の業務負担を考えると、どれかに集中して「得意技」を決めてしまうのが現実的だということかもしれません。
ご参考ください。
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