2007年8月19日4:53 PM
CATEGORY: 学習塾・スクール業界の時流
一般のスクールの方にはあまり関係ない話題かもしれませんが、
私が仕事をしている上で、最も時代の流れのスピード感や変化を感じるのは、
専門学校の体験入学の高校生の動向を見ているときです。
一般の社会人向けのスクールにおいても、当然時流の変化や競合環境の変化はあります。
しかし、兆候が見え、それが会社の脅威にまで育つまでには、
半年~2年くらいの時間がかかることが多いため、
しっかりの時代の流れを見ることができれば、後手後手にまわることは少ないといえます。
…しかし、一方で専門学校の主客層である高校生の動きになると、
毎年毎年ビックリするくらい変化があります(笑)
昨年と同じようなシフトで待ち構えていたら、
今年の高校生の動き方が昨年と全く違っており、
即座に別の対処方法を考えなければならない…。
また競合校がリアルタイムで新しい施策を打ち出してきて、
それに即座に対応していかなければならない…。
そんなスピード感があります(笑)。
特に今は大学全入時代という超競争激化の時代なので、
非常にシビアに高校生の動きを追っていかなければなりません。
冷静に考えてみると、
昨年高校三年生だったグループと、
今年高校三年生のグループは全く違う人種。
しかも高校という組織自体の方針なども大きく影響されるため、
人為的にも時流の変化が起きやすいってことなのでしょうね。
専門学校のこのような変化の速さを見ることは、
「どんな業界においても油断は禁物」
という、よい教訓になると思う今日この頃です。
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