「こういった知識ってどこで学べばいいんですかね(゚∀゚)」
「イヌヅカさんってどんな勉強されているんですか?」
お付き合い先のスクールさんで、
次世代幹部の方に色々とスクール経営の原理原則をお伝えした後、質問されたのが上記の内容。
…正直言って、上記のような質問されると非常に申し訳ない気持ちで一杯になります。
というのも、残念ながらスクール経営に関するディープなセオリーや、
最新ノウハウを学べるような場所も教材も世間にはないからです。
また、それと同時に自分の「引け目」みたいなものを再認識させられます。
飲食業や一般の小売業においては、歴史も古いですし、
マーケティング理論などの例に出されるために学ぶ機会が多い。
また、業界団体や業界誌があるような業界だと、
その業界団体のセミナーなどで成功事例や情報交換、
お互いのスクール見学などで学ぶ機会も多い。
しかし、多くのスクール業界においては…。上記のような機会が全くないというのが現実です。
ある意味、歴史は古いものの、経営のノウハウの体系化に関しては、
非常に遅れを取っている業界だと言えます。
そんな環境下なので、私が語るスクール経営についてのノウハウやセオリーは、ぶっちゃけて言いますが
「我流」
になるわけです(泣)
テキストや教材などで誰かに教えてもらったわけでもなく、
海外の最新ノウハウを導入したわけでもなく、
恥ずかしながらほとんどの考え方が自家栽培で育ったのが寂しい現実なのです…。
自分の会社に伝統的に伝わる「経営法」の原理原則をベースとしながら、
ありとあらゆるスクールの見学をし(数百社見学したでしょう)、そこからルール化したことを融合。
また職業柄、成功スクールや不振スクールなど色々な経営者の方と話す機会が多いため、
そこから読み取れる情報と自分の見てきた現場感覚をさらに融合させる。
そういってルール化したスクール活性化のためのセオリーを、
現場のお手伝いでフル活用し、結果がなんとかついてきているため、今の立場があるというわけです。
もちろん一朝一夕の思いつきで培ったノウハウではありません。
それなりの実績を上げることができていますし、
価値を認めていただいている方がいらっしゃるのもうれしいことです。
しかし、上記のようなバックボーンがあるため、
とてもじゃないですが「自分の理論だけが正しい」とは口が裂けてもいえないというのが実情です…。
結果を出すことができなければ、
自分の取り組みや培ったノウハウなんて全く価値がないのだという自覚もあります。
まあ、そんなわけで日々精進しなければ誰からも必要とされなくなると思って、ここまでがんばってきましたが、
過去多数の企業様から教えていただいて培ったノウハウや情報、
さらにそれを検証したりディスカッションできるような人脈や場所も幸いなことに増えてきました。
今後も色々な人達と考えをぶつけ合いながらノウハウをさらに昇華し、
それを業界の発展につながるための一助と出来たらいいな~なんて思ったりしています。
(自分だけの力では誤りも入るでしょうし)
これからスクール業を始める人が、いざスクール経営を始める時に、
「あそこの勉強会・セミナーに参加したらバッチリよ(゚∀゚)」
なんて存在をみんなでつくりあげられるようになったらハッピーかもしれませんね。
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