自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2007年12月22日10:21 PM
    退会率コントロール

    スクールの会員様の継続率を伸ばすコツ。

     

    いろいろな要素がありますが、

    この年末年始だからこそ言っておきたいのが「年始対策」です。

     

    スクールの会員様の「退会理由」などをアンケートで聞こうとすれば、

    多種多様な理由やそれこそ表面上の理由などがわんさかとでてきてしまいます。

     

    しかし、そのような個別のファクターを排除して考えれば、

    当たり前のように「会員さんが辞めやすい時期」というものがみえくるのです。

     

    その退会促進月として代表各になるのが「1月(あと8月)」です。

    1月=年始は普通に放っておけば退会が多くなる可能性が高い月です。

    だからこそ放っておくことなく、退会を予防する工夫をするべきなのです。

     

    年始の退会率が多くなる理由。

    それは「寒さ」と「長期休暇」による「スクールの来校頻度」の低下が引き金になります。

     

    1~2週間もスクールに顔を出さないと、

    顔を出さないことが通常になり、顔をださないことによる違和感が低下します。

    さらにスクールに通うことのめんどうくささがアップ。

     

    この状態をそのまま放置しておいたら、1月末や2月に幽霊会員化してしまい、退会につながるわけです。

     

    そこで対策を練らなければならないわけですが、

    1月退会は上記のようなお客様心理が原因な訳ですから、対策はそれほど難しくありません。

     

    ①会員様の1月来校予定日を約束してしまう

     

    ②1月第1週~2週にお年玉イベントをするなどして早期の来校にインセンティブをつける

     

    ③1~2月に発表会などのイベントを用意し年内に告知をしておく

     

    ④1月中旬を過ぎての未来校者に対して連絡をいれる

     

    などなど…。

     

    すっごくしょ~もないことのように感じるかもしれませんが、

    よいスクールっていうのは上記のようなことをキッチリとやりこんでおられます。

     

    ちなみに年賀状は企業が送ると埋もれやすいので、「年末状」の方が効果的だったりします。