最近ちょくちょく起こってきている現象がひとつ。
組織内のトラブル。
トラブルっていっても大きなものではなく、
誤解が生まれてケンカしたりとか、空気が悪くなったりだとかそんな感じ。
秋口になると情緒不安定になる人が多いからなのか?
それとも夏休みが悪い方向に思考を持っていってしまったのか?
いずれにせよ普段では起こらないような思考の錯綜によって、
組織内のトラブルが生まれるケースがあります。
この手の問題に着手する時に一番辟易するのが、
「本音は自分の立場に危機感を覚えたという不安なのに、
発言内容は他人批判などの他者攻撃に転化しているパターン」
自分の立場を守りたい!というのが本音なのに、他人批判をしないでよ…。
なぜ、まず上司や周囲の仲間に相談をしないのか?誤解ではないかと思わないのか?
もっと正直になろうよ…。大人なんだから(大人だから自分の不安を告白できないってわけでしょうが)。
ハリネズミのジレンマって知ってる?ってな感じでしょうか(笑)
会社全体が「会社を良くしたい!」と思って色々とアイデアを考えている時に、
「自分の身を守りたい!」という我執から他人の意見をや振る舞いを批判するのはいかがなものか…。
しかも、その自分の身に迫る危機意識が、ほとんどの場合「自分の思い込み」だったりして…。
そういう意味では、
自分の身に迫った不安を上司に正直に言える。
上司にまず対話することができる。
これってスゴイ才能なんだなあと本日思いました。
対話をする勇気ができない場合、勝手な被害者意識で破滅に向かって行ってしまうので。
それを事前に超えていけるのは素晴らしい!
こんなトラブルが最近いろいろな会社で多かったので、
お付き合い先の幹部さんが、本日きっちりと対話をしてきてくれたのはとてもうれしかった…。
やっぱり、対話による誤解の解消が基本だよなぁ。
自分自身の弱さや欠点と向かい合う癖づけがある人でないと難しいかもしれませんが。
でも、経営に携わる人間としてはかくありたいですね。
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