自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年5月21日10:13 PM
    時代の先を取るためには
    CATEGORY: ビジネス全般

    経営とはしみじみ難しいものだと思います。

     

    経営において「確実に利益を確保する」ための施策を取ることは非常に大切です。

    これがいいかげんな企業は、すぐに赤字になって倒産です。

     

    一方で業界やエリア内でのリーディングカンパニーを目指すためには、

    「時代の先を取る」という発想が必要不可欠です。

     

    (確実に利益が出るような守りの経営をするだけでは、

    すぐに競合に囲まれてしまい、結局は長期的に苦戦することが多くなるため。)

     

    しかし、「時代の先を取る」ということは、

    イコール「周囲の競合企業が手を出さない施策を実施する」であり、

    多くの場合そういった施策というのは「誰も気づいていない」よりも、

    「儲かるとは思えないのでやっていない」みたいな内容になります。

     

    つまり、確実に収支を合わせるための堅実な活動が求められる一歩で、

    業界内で確固たる地位をえるためには、

    周囲がとても取り組めないような、先の見えない投資をしなければいけないということなのです。

     

    (時々、他がやっていないことについて、確実な成功を求める人がいますが、

    確実に成功すると思われるようなことは、みんなやってるっつ~の)

     

    堅実に収支を守るだけではなく、

    時には先が見えないような領域について果敢に投資をする。

    このあたりの絶妙なバランス感覚が経営においては大切なのですね。

     

    伸びている企業のトップは、

    このあたりの「収支へのこだわり」と「投資」のバランスの取り方が見事なのです。

    (おそらく一般の従業員にとっては、「矛盾」と思ってしまうようなことでしょう)

     

    ちなみに、先行きが全く見えないような投資についても、それがギャンブルになってしまってはいけません。

     

    少しでも精度を高めるために、

    客観的な情報や判断、さらには他分野の事例などを参考にする必要があります。