2010年11月11日11:40 PM
CATEGORY: ビジネス全般
スクールビジネスにおいて新規事業を開業するときに重要なのは、
「参入と展開のスピード」です。
スクール業界のように「一度習い始めたら乗りかわりは至難」な業界において、先行者であるという事実は、それそのものが大きな強みになるからです。
また「旬」な業態はドンドン参入企業が増えてきて、半年や1年スルーしただけでも、魅力的な立地に他社が進出してしまう…なんてことも当たり前のようにあります。
「準備が整ったら…」
「もう少し様子を見てから…」
と考えていては、すぐに自社の検討していたマーケットが食べつくされてしまいます。
「みんなが成功し始めたら始める」という発想は、既に負け組の発想だといえます。
この発想では競合の多い成熟期にビジネスを始めるという大きなリスクを背負ってしまっているわけです。
そもそも月謝制のスクールの場合は、1年待ったからといって大きなメリットはありません。
それは生徒獲得やシェア独占、月謝収入の時期がずれこむだけ、また貴重な成長期の1年間を見過ごしてしまうだけの話ですから・・・。
ただ、上記はあくまで「成長期」の業態の話であって、
子ども英会話スクールや学習塾(個別指導塾)のように成熟期真っ只中の業態においては、よほどの自力がないと自殺行為になりますのでご注意くださいね。
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