自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2009年1月1日12:26 AM
    愚者は経験から学び賢者は歴史から学ぶ ~2009年のスクール業界~

    新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げますm(_ _)m

     

    さて、いよいよ2009年が始まりました。

    テレビの話題では「2009年こそは明るい話題が増えるといいですね」というコメントが多かったのですが、現実に経済状況が好転することは、まあありえないわけで…。

    特に3月の企業の決算期とそれ以後は何が起こるかわからないという状況です。

     

    …とはいっても、悲観的になるのではなく、世の中が大きく動いていく時代をどうやって自社の「チャンス」に変えていけるのかを考えた方が、結果的には成功につながることは間違いありません。

    時代の大きな変化がなければ、一番店はずっと一番店のままですから、時代の変化は業界の勢力図が大きく変わるチャンスでもあるというわけです。

     

    今回の景気後退局面は、もしかしたら消費者の意識が劇的に変化していくかもしれません。

    そのため、常に時代の変化や消費者の変化にアンテナをはり、消費者に支持される経営判断をスピーディーに実行できる組織をつくることが大切になるでしょう。

     

    スクール業界にとっては過去の成功、すなわち

    「今目の前にあるお客様(会員様)」

    「今集客できている販促手法」

    この2大要素がついつい「油断」をまねく原因になりやすいのも事実です。

     

    「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」。

     

    今までの成功はあくまで「過去の成功」ということを忘れずに、「これからどうしていくべきなのか?」を考えることを忘れてはいけないと思います。

    NOVAが絶頂期から倒産にいたるまでわずか数年でした。

    それほどのスピードで業界の情勢が大きく変わってしまうのですから、過去の成功体験に縛られたスクール経営は危険なのです。

     

    おそらく2012年ごろには景気は回復局面にむかうでしょう。

    その頃、地域一番スクール、業界一番スクールとなっていられるよう、2009年を大きな転機の年としていきたいですね。