自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年11月6日10:40 PM
    工夫した広告が”無意味広告”になるとき

    スクール経営をしていくなかで、教室内のPOPやチラシ、リーフレットやフリーペーパー広告など、いわゆる「販促媒体」のデザインづくりは欠かせない要素です。しかし、この販促媒体のデザインというのが、なかなか奥深いものであるのも事実でして。

     

    基本的なコンテンツ内容やレイアウトの基本、チラシのつくり方などは、一杯ビジネス書がマニュアル本として出ていますので、そちらを参照していただくとして…。本日、取り上げたいのは「より効果を出すために少し特殊な工夫する」ときのことです。

     

    「キレイなだけ」

    「無難に内容がまとまっている」

     

    チラシなどでは通常どおりの成果は期待できるものの、「目に見える大きな効果」などが期待できない。

    そのため、「一歩無難を乗り越えた」販促物をつくりたくなってくるわけです。

     

    製作者側の意図としては、経営側としては「数値」を上げるため、デザイナー側としては自分の満足できるデザインをつくりあげるために「とがった」販促物が生まれやすいのです。

     

    しかし、言うまでもなく「デザイナー」主導で無難を乗り越えた販促物をつくると外れます。デザイナーとしては、「面白い」「話題になりそう」「自分のデザインに満足したい」という動機がメインになってしまい、

    「消費者がどう思うのか」というマーケティングの発想が抜けてしまうことが多いからです。

    これは絶対に避けたほうがよいパターンです。

    イメージやデザイン重視の販促物は「全く効果」は期待できません。

    「経営」と「アーティスト」はある意味相容れないものだとお考えください。

     

    また、経営側が主導で販促物を作成するときの注意点は、「商品や自店への思い入れ」「消費者の固定イメージ」が強すぎて、消費者ニーズに応えようとするあまり、かえって一般の普通の消費者には「わけがわからない」販促物になってしまうケースです。(これは私もよくやります)

    そのため、適度にお客様や一般の友人などに意見を聞いたりして、マニアックに偏り過ぎないようにしたほうがよいでしょう。