自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2010年1月17日7:18 PM
    人育てはツライこともあります
    CATEGORY: ビジネス全般

     

     

     

    「自分でやった方が結果も出るし、はるかに効率的。

     

    …でも、それではダメなんですよね。部下に任せて人を育てなければ…(-。-;)」

     

    私のお付き合い先では、既存事業の売上がそれなりに一定規模に到達できており、 

    人材育成や組織化といった次のステップに向かっている企業様が多いからでしょう、 

    上記のような幹部様や管理職からの嘆きともボヤキとも再確認ともとれるお言葉をよくいただきます。 

    (2日に1回はこの種の話を聞きます(笑))

     

     

    私の答えもシャレた返答ができるわけもなく

     

    「はい、そうです。大変だと思いますが今は我慢のときです」

     

    と言うしかありません。

     

    私も単純にあるべき論を言っているのではなく、実は実体験に基づいています(笑) 

    私も上記のような微妙な気持ちになることがあります。

     

    例えば今日なんかも日曜ですが、会社でメンバーと3件続けて打ち合わせ。 

    任せていた仕事の進捗を確認したり、今後の方向性を指示したりです。

     

    「自分で全部やった方がいいよな~」 

    「任せたら不安だな~」 

    と思う気持ちがゼロかと聞かれれば、ゼロではないでしょう(笑)

     

    でも、任せなければ組織の次のステップはないのです。だから頑張るしかない。

     

    ただ、私の場合、せめてもの救いは打ち合わせしているメンバーが、

     

    メンバーが一生懸命成長しようとしてくれていること

     

    メンバーがきちんと任された仕事を自分なりの100%で頑張っていること

     

    メンバーが打ち合わせのための準備をしっかりしてくれていること

     

    メンバーが私の大変さを理解してくれていること

     

    だからこそ、一緒に仕事をした方が、最終的には意見も盛り上がって、一人で仕事をするよりも結果的に良いパフォーマンスが出せることが多い。

     

    こんなメンバーに囲まれているのは幸せなことかもしれません。

     

     

    人材育成。 

    上司は歯を食いしばって耐えるしかありません。やりきるしかありません。

     

    でも、部下の皆さんに知っておいてもらいたいのは、皆さんを育てるのは、上司も大変なんです。辛いんです。

    だからこそ、部下の気持ちやヤル気ひとつで上司も前向きな気持ちになれるんです。 

    私はそのことを前向きなメンバー達から教えられました。

     

    今は力不足で上司に迷惑をかけることも多いでしょう。 

    上司に怒られることも多いでしょう。 

    結果が思うようについてこないことも多いでしょう。

     

    でも、上述したようなウチのメンバーのような姿勢で仕事をしてくれる、上司のことを思いやってくれるだけで上司は救われるし頑張れることを知っておいてください。

     

     

    これは私からのお願いでもあります。