2007年9月21日11:31 PM
CATEGORY: ビジネス全般
企業経営をしていく上で、大切な人材。
しかし、新人の採用~研修にかかるコスト、
新人が能力を発揮できるようになるかどうかのリスク、
なんらかの理由による離職のリスク、
それらを加味すると、人への投資というのは必要不可欠でありながら、
メチャクチャ、ハイリスクです(;´Д`)
例え辞めるとしてもキレイに辞めていくならばともかく、
あることないこと悪い噂を既存社員にばら撒いて悪影響を残して去っていく人間もいたりしますし…。
ベテラン社員の離職についても、せっかく数年かけて社内で習得した能力や経験を外に持ち逃げしてしまうわけですから、どれだけ企業側に貢献してくれたとしても、やっぱり企業としては損した感じになります…。
当の本人は「働いた分、給料はもらって当然」と思って去っていくわけですが、
企業側は新人に対しては「何の功績も残していない上に、研修した無駄な時間や、周囲に悪影響を残していった分、金返せ」とボヤきたくもなりますし、ベテラン社員に対しては「肝心な時に辞めるって知っていたら、別の人間を登用していたよ」と、やはりボヤきたくなります。
…とはいっても、それを恐れて人の採用を抑制すると、会社がなかなか成長しないのも事実。
このあたりが経営者の頭を悩ませる点なのです。
我々「雇われる側」も、多少は「雇う側」の気持ちを理解できれば、よい働きができるかもしれませんね(笑)
いろいろと頭が痛くなる人の採用や研修ですが、
新入社員が見違えるように成長していく姿や、ひとつひとつ壁を越えていく姿なんかを見ていると、
そんな悩みが少し薄らいでいくなあと思いました。
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