2010年9月30日11:23 PM
CATEGORY: ビジネス全般
スクールビジネスの繁盛企業にはしばしば、
中年の主婦の方の戦力化に成功しているケースがあります。
どうしても体力は劣るものの、正しい経済観やお客様に対する説得力、社会的経験の豊富さなど、様々な長所を持っておられる方が多いようです。
採用に年齢制限を設ける企業さんも多いのですが、
時には中高年の男性・女性の活用も視野に入れるとよいと思います。
ただ、中高年の方を採用する時に注意しないといけないのは、
その社会性の高さや世渡り上手さゆえに、
ものすごく説得力のある「他責」的な発言をする
傾向が非常に多く、その特徴を把握しておかないと組織の足並みを崩す「毒」にもなりかねないということです。
若い世代は責任逃れの発言をしても、その未熟さと説得力のなさから、
「ああ、本人が原因だな」とわかりやすいのですが(汗)、
中高年の方の場合、社会経験があるため、ものすごく上手に「他責」の発言をされると周囲が納得してしまうことが多いのです。
(なぜか中高年の方で自責的な発言を積極的にする方は少数です。)
↑別に中高年を否定しているわけではありません
その他責の対象は、
「外部環境」「自社環境」「お客様」「上司」「部下」「仲間」など様々なバリエーションに広がります。
結果、陰口で責任を押し付けられる若い世代と溝が生まれてしまうことが多いのです…。
中高年の方の能力を企業においてフル活用するためには、
中高年の方の説得力のある「他責」的発言をどこかで抑える必要があります。
多くの場合、防衛的な意味合いでされることが多いので、
それをどこかで解消してあげることが大切です。
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