自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年2月11日8:07 AM
    ダンススタジオ経営の今後の進化について

     

     

    今後の少子高齢化社会の中で、

     

    「ヘルスケア・健康」マーケットというのは非常に大きな可能性を秘めている市場です。

     

     

    ヘルスケア関連の市場は、食品や健康器具、病院関連なども狙っていきますが、意外と近くにいる業界として我々のスクール・教育業もスポットが当てられることも多いと思います。

     

    このヘルスケア市場の開拓について、スクール業界で最も近くに存在し今後の進化の可能性が高いのは

     

    「ダンススクール・スタジオ」系のビジネスでしょう。

     

     

    スイミングやフィットネスクラブも対象にはなりますが、どちらも施設維持費がかかりすぎる上に、現状のビジネスモデルが完結してしまっているため、現状のビジネスをカスタマイズすることがなかなか難しい印象です。

     

     

    一方でダンススクール・スタジオ系のビジネスは、現状、まだまだポテンシャルが大きいといえます。要するにスタジオの可能性を十分に引き出せていない。

     

    現在のダンススクールの多くは、経営者・オーナーである先生の「技術」をベースとした単品が他の教室であることが多く、あくまで「そのダンスが好きな人」のみが集まる専門店です。

    当然ターゲット客層も限られてくるわけです。

     

     

    しかし、施設であるスタジオ自体には、他のジャンルのダンスなどを行う余地が十分あるわけですから、今後は、スタジオ機能を多様化し、ライトユーザーやヘルスケアニーズの客層を幅広く開拓できるようなスタジオビジネスに進化できるかどうかが、ダンススタジオの未来をわけると思われます。

     

    一過性のブームに左右されることなく、長期的視点のもとで次の一手を模索していただければと思います。