自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2013年12月23日10:04 AM
    スクール・学習塾の悪質なFCにご注意を

     

     

    この業界にいて思うこと・・・。

    別にどこかの個別の企業の批判をしたいわけでもないのですが。

     

     

    最近、

     

    悪質なFCが増えました

     

     

    主に学習塾関連や子供英会話関連で。

    教務品質のみではなく、FCサービス品質的にも。

     

     

    ホームページだけは立派なものがあったり、

    直営校の生徒数だけは立派に表示されていたり、

    加盟校の数だけは立派に表示されていたり、

    教育についての想いはしっかりと告知されていたり、

     

     

    さすがに慣れてくると「ああ、このFCはダメだな…」というのが見抜けるようになってきます。

     

     

    わかりやすい見抜き方としては、

     

    1.本部が直営を1・2教室しかやっていない、またその直営店が競合が少ない、人口が多いなど過剰に恵まれている状態

    →ビジネスモデルとして展開できるだけの事例のノウハウもない。

    本当に良いものなら自社で複数展開しているはず

     

     

    2.加盟校の数は多いが1教室あたりの生徒数などのデータが曖昧

    →参入コストやリスクをおさえておけば、加盟校数だけは増やすことが可能

    問題は「そのノウハウで生徒が集まるかどうか」なのだが、そこが曖昧になっている

     

     

    3.そのスクールの名前で検索すると「FC募集のページ」がメインになっている

    →一番ありえないパターン。直営校の集客やビジネスに本気になっていない証拠

    FC販売やテキスト販売で売上を立てようと思っているタイプ

     

     

    4.説明会や勉強会などいずれの場合に関しても「経営者や代表」が常にメインになり続けている。幹部人材がいない。

    →企業の永続性としてあやしい。組織づくりのノウハウや企業規模の拡大のノウハウはないことが多い

     

     

    これらの条件を満たすFCや協会などの本部は多くの場合、「値段の安さ」で打ち出してきますが、基本的に足きりをしていいでしょう。

     

    確かに大手のFCの過大なロイヤリティ制度なども問題はありますが、

    今業界においてもっと問題なのは、実力がないのに副業的に稼ぐためにFCビジネスに手を染めるケースだと思っています。