自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年11月30日8:52 AM
    サービス業のジレンマを突破する社内体制づくりを目指す

     

    今年最後のスクールビジネスアカデミーが終了いたしました。

     

    今年は2014年の総括と2015年から意識していただきたい点についてお伝えさせていただきましたが、

    参加者の皆さんから「発想の転換」のきっかけになったという内容としては、

     

    1.細分化された経営指標全てに目標設定を行い経営戦術施策を取り組む

     

    2.最高のサービスと従業員の負担が少ないスクールづくりの両立

     

    でした。

     

    今後特に重要になるのは2でしょうか。

     

    これまでのスクール経営の主流は、他のサービス業と同様に、顧客サービスを最大化するために、一部従業員の方に無理をしてもらって、その努力によって、スクールのクオリティが維持されるという経営スタイルでした。

    しかし、今後、若手スタッフの意識が大きく変わってくる中で、すきやの例を見てもわかるように、現場スタッフに負担をかければ、どこかで限界が来てしまいます。

     

    この「顧客への最大のサービスを目指せば、スタッフの負担が高まりやすい」というサービス業のジレンマを突破し、スタッフの負担を減らしながら、顧客のサービスを維持するという難題に今後のスクールビジネスはチャレンジする必要があります。

     

    これは決して現場スタッフの方々を「甘やかす」というわけではありません。

    現状で、忙しい忙しいといいながら、パソコンのスキルアップも業務の生産性アップも目指していない、勉強していないような方は対象にはなりません。

    まず、やるべき努力をしなさいということです。その努力のサポートをまずは企業はするべきです。

    普通の人が1時間で終わる仕事を3時間かけてれば、そりゃ忙しいわけですから。そんな人の意見を聞いていたら、会社は倒産します。

     

     

    重要になるのは、頑張っている、最大効率でお仕事をしているスタッフの負荷をやわらげてあげることなのだと考えています。

     

    まずは集客の負荷を軽減するために1に立ち戻り、効率的な現場集客を実現することですね。

    来年の経営テーマはなかなかに楽しいものになりそうです!