自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年1月25日11:19 PM
    アビバの電車広告

    長い年月を超えてあいつが帰ってきた!!

     

    「アビバが山手線の電車広告をジャック」していました(笑)

     

    私の携帯電話は落としすぎてカメラが壊れているので画像はお届けできませんが、

    一応広告のキャッチコピーをお伝えしたいと思います。

     

    「説得力のある会議資料づくりの極意 伝授します」

     

    「パソコンの教室ですがプレゼンにも強くなりますよ」

     

    「ビジネスコース開講!」

     

    「アビバはベネッセグループ」

    ↑この表示があるところがNOVAとは違うんだぞ!みたいな安心感を訴求しようとしていてかわいい

     

    いや~破綻前は「これでもかっ」ってぐらいに無駄な中吊り広告や折込チラシをやっていましたが、

    ベネッセさんの傘下に入れてもらった以後はおとなしい(=まともな)広告展開をやっていたアビバ。

     

    いよいよ雌伏のときを終えて、勝負に出た印象です。

    (そこまでおおげさに考えてはいないでしょうが(笑))

    なにせ山手線の車内広告を全て占拠するほどの徹底振りですから。

     

    微妙な赤黒い広告がとっても目障りで目が痛いよう(‘A`)

     

    しか~し。

     

    GABAやベルリッツの山手線広告が効果を出していることは認めます。

    また一方でECCとかの他のスクールが全く効果を出せてないだろうことも事実でしょう(笑)

     

    でも、今回のアビバの広告ジャックがベルリッツほどの良い効果を得られるかというと、

    「びみょ~」でしょうね。

     

    なぜかというと、今回のアビバの車内広告は「市場創造」の部類に入ります。

     

    もともとパソコン教室には「プレゼン」や「企画書づくり」のスキルなんて求められていないわけで、

    そこをあえて「うちではこんなこともできますよ!」っと訴求するのは結構リスキーなんですよね。

     

    企画書つくれますよ!

    VLOOLUP関数とか使うとレベルが上がりますよ!

    プレゼン上手くなりますよ!

     

    といわれても…。

    中途半端なパソコン教室でそんなの学ぶよりも、

    日経ビジネスアソシエに広告だしているようなところにいった方が上達しそうですもんね。

     

    今回のアビバの広告のフレーズは、ほとんどの内容において

    「たぶん消費者はこんなことを考えて興味をなくすんだろうなあ」

    と想像できてしまうぐらい詰めが甘い!

     

    例:VLOOLUPの訴求 →消費者「そんな関数使わなくてもやっていけるし~」

    例:プレゼンの訴求  →消費者「プレゼンを上達しようとするならビジネススクールいくよ」

    みたいな感じ。

     

    そんなわけでおそらく話題にはなるでしょうけど、

    大きな成果が出るかというと、8割がたは失敗かなって思います(笑)

     

    演出の仕方はいいんですけどね~。商品の選択が問題な感じです。おしいなあ。