自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年12月4日9:55 PM
    「忙しい」は本当に忙しいの?
    CATEGORY: ビジネス全般

    本日の出張移動中、新幹線の中でパソコンを広げて仕事をやっている女性を発見。 

    「すばらしいことですね(・∀・)」 

    と内心で賞賛したのも束の間、彼女が始めた仕事内容は伝票を片手にエクセル表に数値を入力…。 

    もちろん新幹線の中ではノートパソコンですので、うちにくいノートパソコンのキーボードで数値入力しているわけです…。

     

    この光景はちょっと残念。

     

    「なんでそんな非効率な作業をやるんだろう…」と。

     

    なぜならば大量の伝票の数値入力をする場合は、絶対に外付けのテンキーを使ったほうが生産性がはるかに高い。新幹線の社内で仕事をするくらいテンパっているならば、外付けテンキーくらい自分で買って入力するスタイルにしたほうが効率的な行動だと言えます。(どんな事情があったかはわかりませんが)

     

     

    最近、忙しく、がんばる人が増えてきていますが、同時に悪い風潮も出てきています。 

    それは「自分はすごく忙しい。新幹線の社内で仕事をする自分はがんばっている!」と考えて、被害者意識が増幅したり、自己満足になってしまっているパターンです。 

    このような「無駄な忙しさ」を感じている人が増えているようにも思います。 

    仮に「忙しい病」とでも名づけましょうか(笑)

     

    冒頭述べた女性の例をとってみても、私から言わせれば、非効率な作業をやっていて忙しくなっているように見えます。キチンと効率的な手法を考えれば、1時間で終わるものを1時間30分かけている可能性大。こういった「業務の効率化」をしないまま、いたづらに働く時間数だけを増幅させて、被害者意識になったり自己満足にひたっていたら問題です。 

    「忙しい」と感じるのならば、忙しくないようにするために、「いかに生産効率を上げるか」を感がなければ意味がないのです。

     

    ちなみに、この「生産効率」を上げるためには、上司が部下の作業を修正するという社内文化が必須なんですよね。船井総研はこのあたりがすごくよくできていました。私もいっぱい教えられました。