自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2013年3月25日12:01 AM
    「厳しくも愛のある会社」と「ブラック企業」の違い
    CATEGORY: ビジネス全般

     

    先日、昔一緒に仕事をしていた方が独立をするということで食事をしました。

     

    今後のビジネスのこと、また前職の職場環境のことなどを聞いたところ、

     

    「う~ん。やはりブラック企業ってあるよな・・・」

     

    としみじみ思った次第です。

     

    状況を聞いていると会社が社員の人生を抱えようと成長させる意識を全く感じない。

     

    人への投資をせず、期待もしない。

    それに気づいた社員は優秀な人材から辞めていく。

    だから会社側もそれに気づいて社員に期待することがさらにできない。

     

    マイナスの無限スパイラルが続いて、その中でスクールのサービス品質はドンドン低下していくわけです。

     

     

     

    最近の若手ビジネスパーソンの就職活動や入社数年間の働き方を左右する重要なキーワードのひとつに「ブラック企業」という単語があります。

     

    でも、本当の意味で「ブラック企業」という単語の定義を理解して活用しないと、とても危険な言葉だと思っています。

     

    どうしても社会経験が未熟な若手社員だと「労働環境が厳しい」=ブラック企業というカンチガイをしてしまいがちです。

    「ウチは休日にまで研修などの社内行事がある!こんな会社はブラックだ!」とか、

    「数字ノルマを課されて怒られる!ブラックだ!」とかですね。

     

     

    ハッキリ言いますが、社員を成長させるために厳しい環境を渡しているのであれば、それはブラック企業ではなく、理想的な会社である可能性が高いのです。

    さらに言えば、入社10年以上の社員が複数名以上存在し、その人が年収500万以上もらっているような状況であれば、そういったキャリアアップ&昇進ストーリーが存在するのですから、やはり未来の道が閉ざされたブラック企業とはいえません。

     

     

    真のブラック企業!?というのは、労働条件とか環境の良し悪しではなく、

     

    入社5年以上の正社員が誰もいない

    昇給・昇進している社員が誰もいない

    会社が社員の人生に責任をとろうとしていない

     

    などの条件があてはまり、目利きの出来る優秀な人材から逃亡するような会社のことだと考えましょう。

     

    「厳しくも愛のある会社」と「ブラック企業」。

    この違いを見極めることができないと、本当に大きな人生の選択ミスをしてしまいますので注意が必要です。

     

     

     

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