景気の底打ち宣言が出たといっても、実体経済は全くついていっていません。
また総選挙が行われるといっても、増税か政財界混乱期突入ということで、やはり日本経済の一定の混乱は避けられないところ。
そんなこんなで、やはり「不景気」は、経営においてまだまだ重くのしかかる今日この頃です。
…とはいっても、コンサルティング訪問先の業績を見ていると、
「不景気だから・・・」業績が悪くなっているというよりも、
「不景気なのに」業績が良くなっているといったケースが多いのも事実です。
もちろん、コンサルティング先の企業様が、ダンピング戦略やたまたま業績が良くなっているわけでは決してなく、結果が出ているのには理由があります。
好調企業様の共通点は、昨年の秋ごろから、人材の育成とそれを活かせる組織環境づくり、不景気対策のマーケティングや商品開発に注力してきています。(我々のコンサルティングや昨年末から新年にかけてのSBレポートやセミナーでも、「不景気対策の経営」についてがかなりのシェアを占めていました。)
結果、社内全体で「不景気にどうスクール運営をしていくべきか」の意識が高く、不景気対応の経営体制が万全になって、110%前後の業績アップが当たり前のようになっています。
「備えあれば憂いなし」といったところでしょうか。
不景気になって、消費者の消費マインドが慎重になっていると、
当然のことながらスクールの選択も慎重になってきます。
「安心」して納得できるスクールにしか通いたくない!そんな気持ちなのでしょう。
こんな状況下だと、消費者心理を正確に把握して、適切な対応をしているスクールにはかえってお客様は集中します。
周囲のスクールは「選ばれない」としても、自社が「選ばれる」存在になっていれば、かえってお客様は増えてるわけです。
不景気だからこそ、真の、スクールとしての、企業としての本質を問われるとお考えください。
「不景気なのに業績が上がる」。
こういった存在にならなければなりません。
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