少子化による大学全入時代に突入した現代。
誰もが知っているはずなのに、
あまり取り上げられない話題が
「大学の経営危機」
について。
一部の人気大学や公立大学を除けば、特に地方の私大なんかは、
どう考えても遅かれ早かれ経営破綻するだろう
ってところがあるわけです。
…まあ、税金の壮大な無駄遣い&既得権益である「学校法人」制度によって、
大量の資金プールがある学校も一部にはあるわけなので、
学校によって差は大きいんですけどね~。
だってお金に余裕のある専門学校なんかは、
バベルの塔のような無駄にでっかい校舎を建ててるわけです。
あれ普通の企業だったら建てられないですよ…。
(過剰に高い消費者からまき上げた学費と税金を一部納めなくていいという既得権益によって
あれは建っているわけです。あれを見ると私は血圧が上がります)
話は戻りますが、一方でお金に本当に困っている学校が少なからずあるのも事実です。
でも経営破綻寸前の学校といっても、
「実際には経営破綻する前になんか補助がでるんじゃないの?」なんて感覚があるからなのか、
あんまり国も地方公共団体もタッチしようとしないんですよね。
財務状況の公開も一切させようとしないし。
学校側も学校側で、生き残りをかけて無茶をしているところがかなりある…。
でも、入学して学費を納めたのに1年たったら破綻なんて悲劇が起こったら、
また被害を受けるのは一般消費者ですよ~。
今話題の薬害@厚生労働省ではないですけど、
自分が関係する業界をみていると、薬害と同様にお役所の「事なかれ先送り主義」が透けて見えるのです。
誰がどう考えても必要のない大学や短大が多数存在している今の日本。
それを見て見ぬふりするお役所。
経営危機に陥っていていたづらにもがく大学関係者。
危機感をもった学校にハイエナのようにたかろうとする広告代理店。
それを全く知らされない学生&保護者。
こういった現状をだれか健全化させなければいけないのですが…。
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