GMOメディアさんのセミナーが終了。
聴講された方も非常に多く、
またこの業界の主要企業の皆さま、
さらには学習塾企業、高校など、
今後大きな影響をうけるフィールドの法人さんに多数参加していただきました。
やはり文科省の公式メッセージを聞ける機会は貴重ですよね。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
ああした公式な場ですと、
話していい内容
使ってよい表現
など色々ありますので、ある程度配慮したつもりですが、気分を悪くされた方がいらっしゃったらすみません。
さて、セミナーに関してのいくつかの雑感です。
やはり専門領域の方もいらっしゃったので、核心をつく話題も多かったです。
個人的には「英語教育の二の舞になる危惧」などは全く同感です。
文科省としては「あくまでプログラミング言語を指定せず」、
このスタンスもベストですよね。
これだけ環境変化が激しい領域を特定のツール指定するのはリスクが高いです。
文科省の打ち出す理想と現場教員とのギャップ。
これも絶対に存在しています。民間分野においても商品化するのが困難ですから…
「情報塾」が本当にできるのか?必要なのか?
これについてはドップリ学習塾業界の30年に漬かっている方は懐疑的だと思います。
だが、世の中の大局的な流れを見れば、大きな流れは誰でも想像できます。
…あとはタイミングですよね。 ここばかりは大学の動向次第です。
大学の動向についてですが、もちろん「情報」の入試導入が追い風ですが、
仮にそれが中止になっても、一部の大学は積極的に展開するのではないかと思います。
大学で提供するものが社会に役立つ知識や経験と考えれば、二次試験のみ独自で行うという動きも可能だからです。
一番魅力的なマーケットは?
こちらは現状のレッドオーシャン化した幼小向けのプログラミング教育市場よりも、
むしろ中高生向けの「受験・資格対応」のスクール・塾でしょう。
ただし、ここに参入できるのは母体が、学習塾、IT系、資格学校系のいずれかの経験を持っている企業になっていきそうですが。
タイミングもなかなか難しいですしね。
市場規模1000億の背景事情
教育業界の市場規模目安として、
塾予備校:約1兆円市場
子ども英会話教室:1000~2000億市場
そろばん教室100~200億
という背景があります。 情報という入試が価値を持ったら…ということですね。
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