2016年10月25日8:27 AM
CATEGORY: 学習塾・スクール業界の時流
大学入試改革・英語教育改革が進展していく中で、当然のことながら、これから「英会話・英語教育」の市場はさらに成長をしていくことでしょう。
既に関東圏では、数年前にはあまりみられなかったようなスクール業態が生まれつつあります。
しかし、現在の民間の英会話・英語教育の一部には、「こどもの将来を考えた時、本当にその教育でよいのだろうか?」と、少し心配になってしまうものも少なくありません…。
こども達は「英会話・英語」だけを使って生きていくわけではありません。
これからの人生で様々な言語や学問を活用する必要があるのです。その事実から目を背けて、「英会話さえできれば…」という過度の思い込みによって、極端な教育を行うことは、メリットも多いかと思いますが、デメリットも当然あるのです。
基本的に「教育」というものは素晴らしいものですが、過度に行き過ぎた形になってしまえば、一部弊害が生まれる可能性があるということも知っておくべきかもしれません。
私達、教育事業者の倫理感として、「目の前のこどもの成果」「市場のニーズの有無」だけで、全てを判断することは慎まなければいけないと(自戒も含めて)思います。
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