2011年4月25日6:52 PM
CATEGORY: 学習塾・スクール業界の時流
本日は関東方面で多店舗展開をされているスクール様のコンサルティング日でした。
震災以後、関東方面は全体的に消費マインドが低迷気味ですが、こちらのスクールでは3月11日以降、2週間ほどは来校者が伸び悩んだものの、その後の1ヶ月の盛り返しで、新規の入会者数が昨年対比で90%くらいのところまで回復することができていました。
どんな環境下にあっても確実に成果を出せる「一番店(校)」の強みを感じます。
不景気や今回の震災以後のような不安がふくらむ世相においては、消費者の購買行動、選択行動はシンプルになります。
「最も安心でき、最も信頼できる」企業に人が集まるようになります。
実は景気が悪化したときに一番校が潰れにくい理由は、資金力よりもこういった消費者の動きによるところが大きい。
だからこそ、規模だけが大きいが消費者からの信頼を勝ち得ていない「規模だけ」スクールは、逆に淘汰されていくわけです。
「単なる拠点数の拡大」と「地域一番校を増やす拡大」。
同じ拡大戦略であっても、環境が変化したときの安定感については雲泥の差があるのです。
皆さんは安定感のある拡大ができていますか?
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