引き続き「不況シリーズ」です。スミマセンね、暗い話でm(_ _ )m
決して「不況だから仕方ない」なんてことを言いたいのではなくて、「不況・不景気」というのはどいうことなのかを知っておけば、いたづらに不安になることもないし、対策も対抗もできると思っているからです。
未知の恐怖に対しては人は対応できませんが、知っている恐怖に対しては対策がたてられますもんね。
ですから、私のこのブログは「今回の世界恐慌(たぶんそう呼ばれる)はこんなもん」って知識を吸収していただくのが目的です。
さて、今回の世界恐慌において「日本はどうなっちゃうの?」という部分ですが、銀行以外の観点からの悪影響をお伝えしておきましょう。
・トヨタなどアメリカが一大市場になっている輸出企業が大ダメージ(アメリカでモノが売れない、円高)
→特にドル安&円高とアメリカでの販売額の低迷が危険、ヤバイかもしれません愛知県(゜д゜;)
・ちなみに円高というのは輸出をしている企業にとってはすごいダメージになります
→売上を輸出に頼っている企業はみんなツライですね
・アメリカのバカ投資機関が金がなくなっているので日本の株が全部売られる=日本の株が安くなる
→株価が落ちるのは手元の貯金が目減りするとお考えくださいませ(笑)
・六本木とかの外資系金融会社&その従業員が利用しているバブリーなホテルやら飲食店は大ダメージ。
→この人たちは自業自得なので…
・海外の企業の株とかを持っていた会社はみんなお金がふっとんでしまいます
→企業の特別損失とかが膨らんで給与などに悪影響が…
・上記に関連して大和生命みたいなおバカな会社は破綻。それに関する人々のお金もふっとんじゃいます
・ちっちゃなレベルでは国内の投資で儲けてた人たちはみんな大火傷しています
→金融系の顧客が太かった産業は客が減ります
・(あんまり知識がないのでこのあたりは「たぶん」ですが)「株」」という有価証券に迎えなくなった、残った投資マネーの行き先がさらに「モノ」に向かう? 「金(GOLD)」とか「原油」とか、スタグフレーションってやつです
→さらなる物価高の危険性ある?
でも実は一番危険なのはアメリカの暴走っていうか、自国の覇権奪回のためのムチャ行動です
だいたい今回の金融危機も、ものづくりでは諸外国に勝てないアメリカが、「金融」という分野で自分たちのルールを勝手に諸外国に押し付け、実体のないマネーゲームでトップをとっていたという「アメリカ型金融資本主義」が崩壊したってだけです。そもそも実体のないマネーゲームがここまで肥大化していたこと自体がおかしかったわけです。
んで、今回の企てが崩壊した今、アメリカがなんらかの別の手段で自国の覇権を握ろうとする可能性は否定できません。最も王道の展開は軍事大国らしく「戦争」という外敵をつくりあげ、諸外国に協力という名目で協力金と武器購入を強制するパターン。
さらに嫌な展開はなんかのかたちで世界大戦が勃発するパターン。今回の世界恐慌でダメージくらったままの狂った国が暴走して、アメリカがそれを好機と見て…みたいな。
1929年の世界恐慌から10年後に第二次世界大戦が起きたことを忘れてはいけません。
本当は世界的に新しい「資本主義」の形が必要とされているんですけどね~。
日本はなんだかんだ言っても、真面目な国民性が元々あるわけで、「ものづくり大国」としてそれなりの地位を守ることができるでしょう。
アメリカから持ち込まれた「金融・マネーゲームで儲けよう」という価値観のせいで、優秀な人材がものづくりからそっちの世界に流れていたのも、そろそろ逆にふれそうです。これはいいことです。
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