ＷＢＣ速報ですが、決勝トーナメントで韓国がベネズエラに圧勝。決勝行きを決めました。
そして日本は本日アメリカとの準決勝になります。
勝てば韓国との決勝、負ければそれで終わり…と。
多くの野球好きの人も感じているのでしょうが、
ハッキリ言ってアメリカ戦の準決勝は日本にとってはかなり勝率の高い試合になりそうです。メジャー王国といっても、アメリカのＷＢＣ代表はほとんど機能していませんので…。
そういう意味では、アメリカ代表と、問答無用で国を挙げて主力を送り込んできている韓国と、ほどほどの主力を送り込んできた日本とは、それぞれ戦力的にはほぼ拮抗しています。戦力的に拮抗している以上、あとは野球の精度やチームとしての完成度が大切なわけですが、その点に関しては韓国が群を抜いて高いといえます。次に日本（日本は試合によって精度がまちまち、疑問の残る采配も少しある）。
そもそも、日本代表のメジャーリーガーの数名は、監督のコントロールがきかず、ある程度当人の意思を重んじなければいけない雰囲気になっていますが、これがアメリカとかになると、もっと顕著なんでしょうね。みんなメジャーの偉そうな選手ばかり。
「チームバッティングを！」などといっても、全くいうことをききそうにありません。
そんなチームワークではなかなか戦力をフルに生かす事はできないのでしょうね。
そんなアメリカ代表に負けることは考えにくいといえます。
今回のＷＢＣでハッキリしたのは、
このＷＢＣという企画自体がメジャーが本気になっていないので、本当の意味での世界一を決める戦いになっていないという点。
さらには、「野球」と「ベースボール」が真正面からぶつかったときは、チームワークと細やかなプレイで勝る「野球」の方が強いという点。
どこぞの解説者が、「日本は『野球』をやりきれば勝てる！」と言ってらっしゃいましたが、まさにそのとおりだと思います。
力対力の戦いだけではなく、チームワークと細やかな戦術を駆使した、勝利のための努力を惜しまない「野球」をやりきれば、決して日本はアメリカには負けないと思います。逆に言えば「ベースボール」をやってしまえば、負けてしまいますが。
明日の準決勝は、「野球ＶＳベースボール」。ぜひ野球の強さを見せてほしいです。
そしたら決勝の韓国戦は「野球ＶＳ野球」となります。
決勝はチームの一体感やモチベーションなどを考えると、少し分の悪い勝負になりますが、どうなるでしょうね…？今から楽しみです。
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