教室経営・スクール経営で売上をアップさせたい。
こんなお悩みの方は多いと思います。
しかし、実は教室経営で売上アップするための施策を的確に打ち出せているスクールは大きくないのが実情です。
「スクールの売上をアップさせたい」
こんな想いが強くあるばかりに、ついつい焦ってしまい、アレもコレもと施策を進めようとする…、しかし、そのひとつずつの施策が思ったように効果が出ないため、また焦っていろいろとやろうとする。こんな悪循環に陥っているスクールさんが多いのも事実なのです。
この悪循環から抜け出すためには、「集中」するのが大切です。
この数週間で一体どの数値を特化して改善させていくのか?これをスタッフ全員で共通認識として持たねばなりません。
スクールの売上アップのための基本はカンタンでして、スクール売上の基本公式は
売上=客数×客単価
です。
そして大きな売上変動要因となるのは、大抵の場合客数です。
客数に関しては
既存の会員数 - 退会者数 -新規入会者数 = 総会員数
ですので、売上を上げるためには、
「退会者数を減らす」か「新規入会者数を増やす」しかありません。
そこでさらに突っ込んで新規入会者数を分解しますと、
WEB訪問者数・資料請求数 → 来校者数 → 入会者数
になるわけです。
WEB訪問者数や資料請求数が少ないのならば、それは認知度の問題ですので、集客のための販促活動にこだわる必要があります。まずは徹底的に認知度を100%にするために努力する。
来校者数に問題があるのであれば、資料内容やWEBサイト内容、商品の価格の魅せ方に課題があるわけですから、そこを改善。
入会者数に問題があるのであれば、来校者への対応や、セールストーク、入会後の費用対効果(未来のイメージ)訴求に課題があるので、そこを改善。
以上のように色々な改善要素があるわけですが、一時にあれもこれも改善することは、忙しい現場としては不可能です。
「今はとにかくコレを改善する!」
と現状の自社のボトルネックとなっているポイントを、ハッキリと洗い出し、そこを改善するために内部の意識を「集中」させることが、トップの役割だといえます。
ついつい上司としては、アレもコレもと改善をしてほしくなりますが、意識が分散してしまっては逆効果です(コンサルタントはアレもコレもを伝えねばならないのが泣き所なのですが)。
「まずは社員の意識を今どこに向けさせるのか?」
「選択して集中する」
これがトップに求められる判断なのです。
この集中をうまく指示できているスクールは、業績が伸びやすいといえます。
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