自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年10月19日6:21 PM
    来年以降のスクールの経営戦略

    気がつけば残すところ2008年も2ヶ月半。そろそろ来年以降の経営戦略について考える必要がある時期になってきました。

     

    それにしても2009年は大変な世の中の変化が感じられそうです。スクール業界も当然例外ではありません。

    銀行の貸し渋りというわかりやすい影響以外にも、「消費者の変化」というのがリアルに実感できるようになるかもしれませんね。

    景気の後退局面、というか今回の場合恐慌が起こるわけですが、そういった環境下での消費者心理とは?スクールに対して消費者が求める価値感とは何なのか?などと真剣に向き合う必要がありそうです。

     

    キャッチコピーひとつをとっても、今までとは全く違うキーワードがお客様のハートにささるかもしれません。

    講座の価格帯にしても、「価値/価格」をいかに上手に伝えるかがポイントになりそうです。

    目の前のお客様から「所得の低下」などの話を聞いたスタッフのモチベーション低下の対策なども大切でしょう。

     

    こういった時期に銀行からの借り入れをベースとした、高スピードの拡大戦略は命取りになりかねませんから、既存店ベースでのシェアアップ&売上確保をベースとしながら、安定した成長戦略が大切でしょうね。

     

    私はお付き合い先各社のスタッフさんたちに最近下記のような話をしています。

     

    「今まで自社でやってきたやり方は、今の自社の立場を築いてきたわけですから非常に大切な財産。

    しかし、これからの不景気の中で、自社が成長するために必要なスキルはもっと高いものが必要と思われます。

    現状の業界NO.1、地域NO.1に甘んずることなく、もう一段自分たちの努力のギアをさらに上げるために努力しましょう。」

     

    幸いなことに私のお付き合い先各社は、過去のみなさんの堅実な努力の甲斐があって、今や業界NO.1だったり、地域NO.1であることが多く、どちらかというとチャレンジャーではなく防衛側でした。

    しかし、今後は舞台のフィールド自体が変わってしまう可能性が高いため、我々自身も挑戦者でないといけないと思うんですよね。

    チャンピオンとして油断する暇も無く、次なる新たな敵、しかもそれは時流の大きな変化!なわけですから、もっともっと勉強しないといけませんね。