2012年2月16日11:33 PM
CATEGORY: ビジネス全般
スクール経営に限らず、昨今のビジネス全般に言えることですが、
「最後は『人』」になってしまうと思います。
これは最近異業種の方と話す機会も多いので、
「やっぱどの業界も同じですよね~」
で締めくくられることが多い話なのですが・・・
他業界の実力企業の経営者様であればあるほど、この事実に真摯に向かい合っておられます。
これだけスピード感がある時代においては、ビジネスモデルの競合参入スピードが速い。そのため遅かれ早かれ競争に巻き込まれる。
競争に巻き込まれたときに、競争と決定的な差となる参入障壁があればいいのですが、基本的にはそういったものはつくりにくいため、どうしても同じハコ(モデル)を持っている同士で、最後はそのハコを動かす「人」の差になるということです。
ビジネスモデルやマーケティングのみの時代は終わりつつあるのです。
ここまでは一般的な話だと思いますが、スクール経営のコンサルティング現場にいて感じることですが、スクール業界でこの事実に気づいていらっしゃる経営者様は、まだまだ他業界に比べて少ないように感じます…。
結構な企業規模でありながら、未だにマニュアル主義、システム主義を貫いて、社員・講師をパーツ扱いすればビジネスは回ると考えている人が多いように思います。
まだまだ、スクール業界全体が「ビジネス」という観点からは未成熟な証だと思います。
だからこそ、今の時点で既に「人」に自社の経営戦略の焦点を当てている企業様が一人勝ちできるということでもあるのですが。
人材の差、マネジメント面の差は目に見えにくいものなのですが、ここが実は業績を大きくわける決定的な差になっているのです。
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