2008年6月8日11:37 PM
CATEGORY: 学習塾・スクールの原則「販促編」
絶賛でもなんでもなく、あんまりよい話ではないのですが、
スクール業界に限らずほぼ全ての業界において、
新規客獲得コストが増大している
ようです。
他業界の人と話しているときもこの流れはほぼ変わりません。
新規客獲得コストが増大しているってのは、非常に危険なことで、
売上の源泉である「新規客」と経営における10~30%の経費負担である「販促費」のバランスが、
大きく崩れてしまい、経営危機を招くケースがあります。
そのため、新規客の獲得コストが2倍になるのであれば、
生涯客単価も1.5倍から2倍にする、
スクールならば来校率を上げてコスト増を防ぐなどの対策を考えなければいけません。
もちろんプロモーションの戦略を見直しして、集客コストを抑えながら効果出すのも大切ですが、
中途半端に広告をいじるだけでなく、
全社を挙げて「新規客獲得コスト増」の実態を認識し、
それへの対抗策として既存客へのフォローを大切にするという流れをつくるべきなのです。
(どんだけプロモーション担当者が頑張っても、止められない時代の変化もありますから)
あと、この新規客獲得コストが増大しているという現象。
これが何を意味しているかというと
「既存の販促媒体が当たらなくなった」
ということです。
今の日本の企業が活用している主な集客媒体は、
広告媒体が少なく、情報量が少なかった昭和時代から使われ続けていたものです。
そら、当時は当たったでしょうよ。
他に広告なかったし、広告内容を信じてもらえたんですから。
…でも、今の時代は全く前提条件が違います。
昭和気分で販促活動やってて、当たるわけないですよね…。
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