自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年8月16日11:49 PM
    中途採用で経験者は…
    CATEGORY: ビジネス全般

    あるメルマガで

    「中途採用のとき、業界経験者は避けた方がよい」

    という趣旨の内容がありました。

     

    スクール業界の中途採用って業界経験者があんまりいないので、

    私自身、あんまり経験のない内容だったわけですが、

    書かれている理由は結構納得できるものでした。

     

    理由としては、

     

    「中途採用の一般公募市場にいる経験者人材は、

    その業界や職種で、今ひとつの結果が出てしまっている、決着のついてしまった人材が多い」

     

    ということです。

     

    (この話の根拠として、業界内で本当に優秀な人材であれば、

     

    1.元の会社が引き止める可能性がある

    2.業界内の他社がヘッドハンティングをする可能性がある

    3.業界内外のより上位の会社に転職する可能性が高い

     

    そのため一般公募市場に優秀な業界経験者はそうそういない可能性が高いと書かれています。)

     

    業界経験者は赤字の会社にいたのであれば、

    その赤字の仕事の仕方・考え方が習慣になっている危険性が高いとも。

     

    …確かに、そうかもしれません。

     

    いざスクール業界におきかえて考えてみると、

    たぶん「私、スクール業界経験者です!」なんて言ってくる中途応募者は、

    NOVA、ECC、イーオン、ヒューマン、バンタン、ヒューマン、ヤマハ

    とかのいわゆる「大手スクール」の出身者であることが多そうです。

     

    本人たちは「大手スクールにいたから自分はスゴイ」って言いたいのかもしれませんが、

    ハッキリ言って大手スクールの一社員や幹部クラスだったといっても、

    全くスキルは当てにならないですもんね。

     

    大手スクールは「規模」「知名度」「資金力」に裏付けられた大艦巨砲主義的な運営をしていることが多く、

    そのひとつのパーツだった人材なんて、中堅規模のスクールでは役に立たない可能性が高そうです。

     

    だって、全く環境が違うもん。

    (中小企業において必要不可欠なマネジメントとか組織論とか、

    大手出身者は意外なほど低レベルだったりしますから。

    多くの場合、大手出身者はマーケティングやノウハウ重視型である場合が多い)

     

    何はともあれ、中途採用はいろいろと気をつけたほうがよさそうです。