自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年12月22日8:24 AM
    不景気の時こそベーシックの見直しも…

    <スクールビジネスレポートからの抜粋です>

     

    不景気です…。

    首都圏は未だ影響が少ないものの、ニュースなどの影響で消費マインドは明らかに落ち込み気味ですし、輸出依存型企業の城下町では「人口そのものが減少してしまう」という悲惨な状況さえも起こりそうです。 

    こういう時期には経営サイドとしては嘆いていても意味がありません。

    環境は変えられない以上、自分を変えていくしかありません。

     

    さて、そんなわけでスクール経営において、どのような取り組みが今後大切かどうかをお伝えしたいと思います。

     

    「節約をしないと」「無駄な支出をなくそう」「低単価のものがいい」など、総じて不景気になると「お金に厳しい」「価格にシビア」という消費者イメージが強くなります。 

    確かにそういったお客様が増えるのも事実ですが、飲食店と違って「投資」の分類にくくられるスクール業にとっては、過剰に敏感になる必要がないのも事実です。

     

    不景気=低価格路線に目がいきがちですが、むしろスクール業界においては「不景気だと一番店にお客様は集まる」「元気のあるお店に人は集まる」といった点に強く意識をおいたほうがいいでしょう。そういう意味では今こそ原則的なマーケティング要素を見直していくべきです。 

     

    ポイントとしては、

     

    「認知度一番化(目立つこと)」

    「実績が一番の部分のアピール(他との違いがわかること)」

    「メインターゲットを設定してのオペレーション徹底」

    「外観からのウェルカムな雰囲気の徹底」

    「電話対応や来校者対応&フォローの徹底」

    「サイトの鮮度維持」「達成イメージの訴求」

    「クチコミ促進の仕掛け強化」

    などでしょう。

     

     

    以外と好景気の時に安定した経営をできていたスクールにおいては、上記の点に穴が開いていたりしますので、ひとつひとつ丁寧に改善しておくほうがよいでしょう。

     

    不景気だからといって、安易に価格いじりに入るよりも、現状をいかに改善していくかの方がはるかに優先順位は高いとお考えください。

    価格戦略は将来的なことを考えると、「不景気だから」というよりも、今後日本経済において「年収300万世帯が増える」という点から低価格戦略を模索するのが正しい考え方だといえます。