自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2019年7月27日10:53 AM
    スクール・学習塾経営における新聞折込チラシの活用

     

    これまでセミナーや勉強会において「脱新聞折込チラシ」「新聞折込依存からの脱却」などをお伝えしてきました。

    新聞購読世帯の減少、若い夫婦の新聞購読率の低さなどを考えると、

    「新聞折込チラシを入れれば地域内の全世帯に情報が届く」という神話は完全に崩壊し、

    ポスティングや看板・ネットなどの広告に費用をかけていく必要があるからです。

     

    しかし、「新聞折込チラシを完全になくしていいのか?」という問いかけには、

    すんなりと「なくしてOKです!」と言えない様々な事情があります。

    確かに新聞購読世帯は減少し、高齢化が進んでいます。

    子育て中のファミリー層は既に新聞購読していないケースが多いのも事実です。

    しかし、以下のようなケースがあるのも事実なのです。

    ◇高所得者層・経営者・事業所主などの購読率は高い
    ◇こどもに「新聞を読ませたい」と考える保護者は定期購読している
    ◇三世帯同居の場合、普通に新聞購読していることが多い
    ◇新聞折込チラシの広告はなぜか「安心できる会社」のイメージを持たれやすい
    ◇地方新聞はネットが弱いことがあり、未だ紙の新聞の定期購読になることが多い

     

    かなり地域差がありますが、
    「習い事に費用をかけられる高所得者や事業所主は新聞購読している」
    「祖父母の習い事送迎が期待できる世帯は新聞購読している」
    「教育意識が高い保護者は新聞購読している」
    「新聞折込をすると自社のイメージが多少良化する」
    ということであり、特定のターゲットへの集客を狙うためにはいまだに新聞折込チラシは有効な媒介だともいえるのです。
    (ただ、当然ながら非効率であるという点は間違いありません。)

     

    昔のように毎回の繁忙期に折込チラシを大量投下するというのはおススメしませんが、

    自社の教室の月謝単価やターゲット客層に合わせて、販促計画の中に適度に新聞折込チラシを組み込むことはおススメです。