自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年2月22日11:14 PM
    自分のオンリーワン価値
    CATEGORY: 日々雑感

    ビジネスパーソンとして最も高い値段がつくようになるためには、

    「オンリーワンの価値」を社内や業界内で持てるかどうかだと思っています。

     

    私はスクール業界に特化したこんさるなんて肩書きで仕事をしているわけですが、

    (↑これそのものが既にマニアック…)

    そんな自分の誰にも負けない特殊能力は何なのだろうと考えてみました(笑)

     

    まず、スクールの「マーケティング」や「マネジメント」に関するノウハウ。

    これに関しては意外かもしれませんが、全く私の特有のスキルでも価値でもありません。

    セミナーで話せば話すほど一般化していきますし、

    何よりもお付き合い先の幹部さんに全て最新のノウハウを身につけてもらうようにするのが私の仕事ですので…(自分の価値を維持するために情報を制限するのはアホこんさるのやることですから)。

     

    …というわけで、これはボツ。

     

    次にスクール業界に関しての時流や最新動向。

    これに関しても微妙です。人よりは速いですが、上記と同じくそれは伝えるべきこと。

    さらに私がいなくても有力スクール様同士が情報共有の場をもうければできること。

     

    …というわけで、これもボツ。

     

    経営こんさるとして悩める経営者さまのお役に立てる(かもしれない)。

    これについては当然ボツ。

    一般的な経営内容としてならば、スキルや心、両面において私をはるかにこえる人物がいるでしょう。

     

    その後いろいろと悩んで、「自分のオンリーワン価値」ってないよな~って思ったわけですが、

    まあなんとなくたどりついたのが以下のふたつ。

     

    1.異業種の最新時流&ノウハウをスクールに落とし込むこと

     

    2.スクール経営における異常な状態を理解し、また理想形を明確にもてること

     

    1についてはウチの会社に所属しているからこその価値です。

    幸いなことにウチの会社は各業界の最新ノウハウの宝庫。

    別業種と連携したり、最新のノウハウなどを聞いたりするのが容易なわけです。

    そんなわけで、一見スクール業界とは全く関係のないようなネタを仕入れて、

    スクール経営バージョンに落とし込むことは、まあ自分のオンリーワン価値のひとつかなと思いました。

    (社内の人間であれば同じことができるので、多少納得できない点もありますが)

     

    2が本当の意味でのオンリーワン価値かなと思います。

    この分野で10年弱仕事をしていく中で、様々な分野・規模・状況のスクールさんの動きを見てきました。

    その結果、スクールの風景や人的資源、置かれた環境を見て

    「このスクールは現状のままで生き残ることができるのか」

    「今このスクールはどこがヤバイのか」

    「どこを伸ばせばいいのか」

    「今後どうなってしまう可能性が高いのか」

    などはかなりの高精度でわかるようになったように思います(まだ100%とまでは当然いきませんが)。

     

    崖っぷち状況のスクールの状況というのは、いち企業の社員としては、

    何度も経験できるものではありません(するべきものでもない)し、それをケース別に分類するのは到底無理。

     

    そんなわけで多数の臨床例を持ったお医者様のような点が、

    私のオンリーワン価値なのかなと思った次第です。

     

    できることならブラックジャックのようになれるといいのですが、まだまだ治すことに関しては未熟ですけどね。

     

    みなさまの会社内でのオンリーワン価値。

     

    また御社の業界内地域内でのオンリーワン価値は何でしょうか?