以前、北京五輪の星野ジャパンについて、
素朴な疑問を書いたわけですが、
…こんな結果になってしまいました。準決勝敗退。
しかも予選を4勝3敗、その挙句の準決勝敗退ですから、かなり微妙でしたね。
心配していた上原は抑えだったので、そんなに出てこず、まずまずの結果だったのですが、
調子を落としている岩瀬投手が連投させられた挙句、3敗になってしまってかわいそうでした…。
(心配していた川上投手とかは無難な結果を出せてよかった)
なんか、これで星野監督バッシングの記事とか出てきそうですが、それは勝手だよな~って思います。
だって、今回の星野ジャパンに関しては、
「ある意味、究極に星野監督らしい」
メンバー選定&采配でしたから。
星野監督は自分の持ち味を十分に出してくれたように思います。
星野監督は日本シリーズを制覇したことがなく、短期決戦に向いていないと言われています。
その原因が中日時代では関川&李、阪神時代では伊良部など、
シーズン中の功労者だけど、シリーズ中調子が悪い選手を「熱い想い」で使ったという、
温情采配にあったことは結構有名なことですから。
良くも悪くも過去の実績や功績を重視する想い重視の監督スタイルなんですよね。
岩瀬投手の連投も
「調子が悪いからといって、もう使わんわけにはいかんやろ。あいつは日本を代表するストッパーや!
おれは立ち直ると信じている!」
って思っていたでしょうから。
あの星野スタイルは決して間違いではなかったと思いますよ。
ちなみに森監督や野村監督、今だと落合監督なんかだと、
2敗した時点で岩瀬投手の調子の悪さが感じられたら、
緊迫した場面では使わない勝負に徹した采配をしたでしょうが…。それもねぇ。
そうなってくると問題は星野監督を選んだ側の責任ってことだと思われ…。
あと補足。
岩瀬投手はここ数年のシーズン中、数ある対戦の中でも
イ・スンヨプ選手にホームランを被弾したことは、私の記憶の中では一度もありません。
(と、いうか岩瀬投手がホームランを過去被弾したことは数える程しかない。24回投げて1本程度!!)
さらに私の記憶の中で、岩瀬投手が左打者にホームランを打たれるなんてのも、ほとんどありません。
いかに、このことから今回の被弾が異常なことだったのかおわかりいただけるかもしれません。
よほど調子が悪かったのでしょうね…。
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