2010年6月30日11:31 PM
CATEGORY: NEWS雑感
降ってわいたような消費税10%論。
日本の財政赤字の体質の中で消費財の必要性が高まっているのは事実でしょう。
ただ消費税が5%に上がったからといって日本の財政赤字が回復に向かわなかったのも事実ですが…。
それにしても今回の参院選の前にあえて管首相がこの話題を持ち出したのは、どうにも選挙対策的なにおいがします。
通常、消費税などの選挙にとってマイナス発言はしないものですが、
鳩山政権時代の普天間問題などの失点から目をそらしつつ、目下のライバルである自民党にとどめを刺すためには、「自民党さんの意見に合わせる」形での消費税の議論を持ち出すのが最適だったのかなと思いますしね。
小泉さんが様々な問題を吹っ飛ばして「郵政改革」選挙を仕掛けたように、菅さんも様々な問題を吹っ飛ばして「自民党は消費税を増やそうとしているよ」選挙を仕掛けたのかな・・・。
やっぱりチャーチルがいうように民主主義は最悪の政治形態なんでしょうかね。
でも他に代わるような良いものはないわけですが。
まあボヤいていても始まらないので、選挙に行きましょう。
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