2010年12月8日9:07 AM
CATEGORY： ＮＥＷＳ雑感
昨日ある経営者様とお話をさせていただいていたとき、
その経営者様がパリーグの２年連続最優秀中継ぎ投手に輝いた摂津（ソフトバンク）投手の人柄をご存知だそうで、
「彼はとても人格者なんですよ。やっぱり成功する人間はそういった点がしっかりしている」
とお話されていました。
そんなお話をした翌日の今朝、新聞を見ていると、
「摂津えっ １億円辞退 ～自分にはまだ早い～」
という記事の見出しが…。
よくよく記事を読んでみると、
球団側としては今季年俸５０００万の摂津投手に対して、（今年も活躍したので）倍をあげてもいいよ（＝１億円）と伝えたらしいのですが、
その提示を摂津投手が断ったそうです。その理由は
「３年やって一人前と思うので、自分にはまだ早いと思った」
また１億円プレーヤーになるのは来年の励みにしたいとのことΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！
結果、４５００万円アップの９５００万円で契約更改をしたそうです。
いや～素晴らしいですね。男気を感じます。
偶然のタイミングなのですが、冒頭の社長様のお話はまさにその通りだなあと実感しました。
最近は、プロ野球の世界に限らずビジネスの世界においても、
ちょっと活躍したくらいで、それまでの恩を忘れて権利ばかりを主張する人が増えているのですが、そんな我欲にあふれる世の中において、一服の清涼剤になるニュースでした。
もちろん、プロならば「高い年俸を要求して、それに見合うだけの結果を出すことがプロだ！」という価値観があってもいいでしょう。それも否定しません。
でも、謙虚にもならない、権利主張はするけど努力は中途半端…なんてのはちょっと問題だと思うのですよね。
摂津投手相手ならば、来季中日ドラゴンズはノーヒットでも許せそうです（笑）
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