あんまりカンチガイしてほしくないので言っておきたいことがあります。
(別に誰から言われたわけではないですけど)
私のような根猿という職業は「合理的」「効率化」「経費最少化」を目指し、
従業員の給与なんて低くていいよ~( ゚Д゚)
蟹工船バンザイ!!
と上記のようなことを思っているとみなさま思っていませんか(笑)?
ハッキリ言っておきますが、
全く逆ですから。
今時、サービス業において、
CS(顧客満足)はES(従業員満足)があって初めて生まれるという発想は常識ですし、
私は自分が関係している意識の高いスタッフさんには、みんなよい人生を送ってもらいたいと思っています。
また、私が契約していただいている企業様も、
従業員を道具のように思っている社長さんは一切いらっしゃらないですよ。安心してください。
だって、そういった社長さんの会社とは契約しませんから(笑) 売上上がんないですからね。
ちなみに給与アップをしたいというのは、別に経営効率的な面だけで言っているわけではなく、
だれだって、自分の知っている人間が不幸になるのは嫌じゃないですか…。
そういった個人的な感情もふくんでのことですよね。
だからといって誰でも無差別に給与が上がるというのは会社がつぶれてしまうので、
役に立っていない、
生産的行動をできていない人が給与を高くもらうのは許せませんけど。
(↑このあたり私は全く甘くないです)
ちなみにスクール経営において、
スタッフが自分の給与を上げるためのわかりやすい努力の方向性としては、
(まあ、上司の言うことを聞いているだけでもいいですが)
・原価率(講師料率)削減の方法を考えてみる
・広告費率削減の方法を考えてみる(新規集客を自分でできる方法を考えてみる)
・既存客単価を1~2倍できるような継続率アップ策&商品開発をがんばる
・売上がガツンと上がるような新規事業を立ち上げる
ってあたりが妥当かと。
(あと、人材定着率が上がる~なんてのも実はありなんですが、ここをコストとして経費計算している企業さんは少ないので、まあおいておきましょ)
これらは会社の利益率に直撃でよい効果を与えてくれますので、
その分、経営判断としては、貢献してくれた人の人件費に回しやすい部分なのです。
どうやったら経営を圧迫させずに、人件費率を上げられるかを考えてみると自ずと答えは出てくるのです。
(ちょっと難しいですかね~?このあたりアカデミーとかで熱く語りたい内容ですな。)
ちなみにこの話がスラスラと損益計算書ベース&ビジネスモデルベースで頭に入ってくる人はすごいです。
だから、上記のような内容を私はがんばるのです。
みんなの給与を上げるために。
とりとめもなく、私の決意と、ビジネスのお勉強でした。
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