2014年10月11日9:26 AM
CATEGORY: 日々雑感
一般の方にはあまり関連がない分野の話かもしれませんが、
幼稚園業界、保育園業界に関る経営者者様、経営コンサルタントにとって現在大きな地殻変動が起きており、業界全体が少し混乱しています。
テーマは「認定こども園」です。
幼稚園と保育園、文科省と厚労省の垣根を乗り越えようと長年努力してきた結晶とも言える、幼保一体の「こども園」。
近年の保育所不足を子育て&教育のプロフェッショナルである幼稚園に一部機能を担ってもらおうとした「こども園」。
しかし、幼稚園からこの幼保一体型のこども園への移行がなかなか進んでいかないのが実情なのです。
制度が変わる初年度であるため、様々な点に運営当事者としても判断を迷うような点が残っている上、
(以下、大まかにワードを隠しながら使いますと)
募集時期、受け入れ時期のズレ
普通に計算してみると「イン」が減額?
応諾義務
そもそもの初期投資の問題
などなど解消しなければならない課題が多いのです。
こういった制度改定や新制度が走り始めるときには、補助金などがドッと入ると「儲かる!」ということで参入者が一気に増えるのですが、今回のこども園に関してはむしろ逆になっているため、慎重にならざるをえないのです。
あまり報道に出てきませんが、幼稚園・保育園分野においては実は上記のような大きな変動が生まれています。
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