「失敗しない学校・教室選び」。
このテーマ、比較的好評のようなのでちょっとペースを増やしてみたいと思います。
そりゃそうですよね。
お子様をお持ちの方であれば、自分の子供の塾やスクール選びは非常に大切なポイント。
経営者やビジネスパーソンでありながら、子供の前では一人の保護者という方も多いですから。
私のような業界の裏側や経営側の思惑を知っている人間の情報をご参考にしていただければと思います(笑)
さて、今回は子供の健やかな成長や能力開発のために必要と思われる、オケイコや塾の考え方についてお伝えしたいと思います。
そもそも「オケイコなんて必要ないじゃん!」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私達が子供の頃は、友達の家に行ったり、野原でチャンバラしたり、ザリガニ釣ったりと色々な遊びを通じて、運動力、感性などを習得できましたが、最近ではそんな環境がない地域も多いため、子供のオケイコはある程度必要不可欠なものになっています。
オケイコと塾のタイミングですが、オケイコ(習い事)は3~5歳くらいから、ひとつくらい習うのがよいかもしれません。この時期は子供が興味を持つものもバラバラですが、子供の能力開発として運動系・感性系などを試してみながら、子供にあっているのものを続けるのがよいでしょう。
費用としては月々6000円~10000円くらいになります。
子供体操教室やバレエ・ダンス教室、スイミングクライブが運動系。
王道ですがリトミック・ピアノ、バイオリン、そろばんなどが感性系ではよいかもしれません。
物心ついたくらいからは、子供英会話や書道など、比較的実践的な習い事を加えてもよいでしょう。
努力=上達するという努力の大切さを子供が感じてくれると○です。
決して「子供は嫌がっているけど無理やり通わせる」というのはオススメしません。
嫌いでは努力しての上達度合いもたかがしれていますし、その結果、努力の無駄さなどを感じては最悪です。
こういった習い事は、子供のためだけではなく、お母さんのためにもよい効果があるときがあります。
といいますのも、最近ではお母さん同士のコミュニティをつくることが難しい地域があるのですが、こういった子供をスクールに通わせているお母さん同士のコミュニティがあることによって、育児のストレスを軽減することが可能なケースがあるからです(逆に増えるようなスクールもありますが…)。
どうしても、我が子とずっと一対一ですと、ストレスが溜まったりしますからね。
スクール通いする保護者の所得層が、ある程度維持されるのも良い点です。
スクールによって、保育園や幼稚園になかったコミュニケーションが母子ともに取れるのがメリットのひとつです。
「近隣によい習い事のスクールがない!」とお嘆きの方は、お母さんのコミュニティ所属というメリットはなくなってしまいますが、通信講座などでもよいかもしれません。そろばんなどは通信講座があります。
塾については目的にもよりますが、一般的には小学校4年生以上くらいからは学習塾ですかね。
それまで続けていた習い事を、子供の興味などに応じて、一部切り替えることになると思います。
塾を選ぶときは「あくまで目的は何なのか?」が大切です。
補習系の塾と進学系の塾で内容は異なりますし、今では進研ゼミなど通信教育もあるため、目的にあわせて塾選びをしないといけません。
特に中学受験をするわけでもなく、勉強についていけないわけでもなければ、通塾は後回しでも大丈夫です。
子供のオケイコや塾に関しては、小学生の間は月額で5000円~3万円程度考えておくのがよいでしょう。
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