自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2015年7月8日10:11 AM
    失敗しないスクール開業・教室開業
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    伝統的にカルチャースクール、教室、習い事ビジネス業界においては新規開業が盛んです。

     

    新規参入をされた創業間もない企業が急成長をとげて業界のリーディングカンパニーとなったり、

    一方で個人教室のまま地域に根付いた地域一番のブランドスクールとなり長年安定経営を続けるケースもあります。

     

    近年では、ダンス教室・ダンススタジオのようにブームが起こり、急速に新規開業が増えた業界もあります。

    しかし、上記のような華やかな新規業界の成功事例がある一方で、開業しても自分の想像した数の生徒が集まらず、

    赤字が続き、事業の継続が困難になってしまう…そんなケースも多数生まれています。

     

    特に開業段階で数百万円の初期投資が必要となり、

    さらに毎月のロイヤリティが10%程度必要となる個別指導塾などの新規開業においては失敗例も多数生まれているようです。

     

    このように新規開業に関しては文字通り「天国と地獄」が大きく分かれてしまう傾向にあるスクールの新規開業ですが、

    このように大きく成功例と失敗例が分かれてしまうのは、体系的に開業のノウハウや注意事項が学べる機会が少ないことも理由のひとつだと思います。

     

    例えば、売上や市場規模の制限が大きいスクール業界において、初期投資に数百万円、販促費に数十万円、月々のロイヤリティが10%というのは明らかに「難しい」数値です。

     

    月次損益を黒字にすることも難しいですし、初期投資の回収も困難。
    (一部企業的に複合化すれば可能ですが、それにはかなりの経営ノウハウが必要です)

     

    これはスクール経営を体系的に数字含みで学べば「常識」なのですが、そういった常識を学べる機会が少ないのも事実です。

     

    このメールマガジンでも通常、スクール経営を長年継続している企業様向けの情報発信が多いのですが、

    今後は教室の新規開業する方向けの内容も盛り込んでいきたいと思います。

     

    スクール・教室業界に新しく入ってこられる方々のサポートができれば幸いです。