2008年7月2日10:31 PM
CATEGORY: 日々雑感
春戦線から少し間が空きましたが、
そろそろ英会話スクール業界の「夏の短期講座」広告が電車内に増えつつあります。
ベルリッツは
「英会話を速く身につけたい人に選ばれている
ベルリッツの短期集中」
といった具合に案外無難な内容ですね。
イーオンもなんか書いてありましたけど、
あきらかにやっつけ的なコピーだったので割愛。
あれではスクールのブランド化はできないよなあ…。
この夏の短期集中講座という考え方には、
他のスクールにも学んで欲しい部分があります。
というのも、スクール業界においては夏戦線は鬼門です。
夏休みで日常と生活サイクルが変わるので、休会する人や退会する人が多くなる。
さらには新規で入ってくる人の数がどうしても激減してしまう。
「夏だから仕方ないよね…」
とか言っている場合ではなく、
売上が下がることがわかっているのならば、
可能な限り代替売上の手段を考える、例えそれが一時的だったとしても!
こういった企業としての売上を年間安定させる執念が大切なわけです。
ハッキリ言って英会話スクールにとっても、短期集中のお客様のメリットは少ないです。
短期目的のお客様は継続しにくいのですから…。
企業ととして売るのがツライ商品であることは確実です。
しかし、集客商品として考えるのは間違っていませんし、
そこに新規客開拓の可能性がある限り、チャレンジするという姿勢はキライではありません。
むしろ正しいといえます。
失敗確率高いですけどね…(笑)
8月や12月の凹みを座して受け入れるのか?
それともなんらかのチャンスをそこに見出すのか?
環境や時代のせいにして努力を怠ってしまうのか?
これって企業によって考え方は違うでしょうが、
チャレンジを忘れない企業の方が成長するのは言うまでもありません。
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