自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年11月17日10:28 PM
    初心忘れるべからず ~ローコスト集客の大切さ~
    CATEGORY: 日々雑感

    最近の自分の仕事をふりかえってみると、お付き合い先には年商1億以上のスクールさんが多く、私のコンサルティング内容も事業展開や組織などのミッションが多い。

    集客についてもブランド構築を意識したもので、さらに全社の複数拠点が関わる100万円以上コストが必要なものが多い。2003年くらいから景気が回復してくる中で、お付き合い先の企業規模も拡大し、それとともに自分のミッションも変わっていったように思います。

     

    2003年以降はそんな感じだったけれど、そこに至る前は、小さなスクール・教室の集客支援を一生懸命やっていたことを思い出した今日この頃。

     

    その頃のお付き合い先の多くは会員数100名前後のスクールさん。

    コンサルティングフィーをいただいた分、なんとしても20名以上生徒を増やさないといけない(月謝の毎月売上が20万上がって損にならない)と思って、必死にお金がかからない集客方法ばかり考えていました。会員数100名の教室をいかに200名にするのかが自分の役割だと思っていました。

     

    そのときのお金をかけずに集客数を増やすというミッションの苦労が積み重なってできたノウハウのひとつが、集客大全でも書いた「クチコミ紹介」の手法でした。当時はクチコミ紹介でしかお客様を増やせないケースもあったため、その取り組みの完成度は非常に高かったです。

     

    2004年前後から私とお付き合いをしていただいている会社さんは、当時の私が「店置きチラシ」や手作り外観演出、「紹介キャンペーン」など、お金がかからない地味な販促手法に、現場が引いてしまうほどマニアックにこだわっていた姿を覚えてらっしゃるかもしれません(笑) 

    ターゲット客層に対してのピンポイント販促の取り組みはストーカー気味でしたし…。 

    当時、私は「大きなストレート1発でスクールの集客はできません!ジャブ100発で集客するのがスクール経営です!」なんて言っていましたね(笑)

     

    お付き合い先の成長とともに、求められるものが変わるのは当然ですし、今の自分の取り組みが間違っているとは思いませんが、景気が悪化しつつある今、今一度昔の自分を振り返ることは大切だと思いました。 

    奇しくも2000年は就職氷河期でそれから2003年のまでの間は、まだまだ景気回復のきざしは見えていたものの、世の中全体の雰囲気は不景気だったように思います。

    その時代に積極的に取り組んでいたローコスト販促の集客方法は、今後、不景気の中でお付き合い先のスクールがローコストオペレーションを徹底し、集客コストを削減していく中で、貴重な財産になると思います。

     

    初心忘れるべからずですね。