2008年11月8日9:23 PM
CATEGORY: NEWS雑感
日本シリーズ第6戦。
第5戦を涌井投手で落とした西武にとっては優勝の可能性がほとんどなくなっていた状態の中で、渡辺監督の「これぞ短期決戦の采配!」といった名采配で面白くなってきました。
岸投手の中2日でのロングリリーフ登板のことですね。
第4戦で完封勝ちをおさめた2年目の若手を、まさかの中2日登板。
最近のプロ野球の流れの中ではほとんど見られない采配ですが、これがズバリ的中しました。
短期決戦の基本である「不調な人材は早めに見切り、好調の人材を使う」。この原則を徹底させていました。
しかも、単に非常な采配というだけではなく、その選手交代に「信頼」などが感じられるのがよかったです。
また、つい最近日経新聞のスポーツ欄のコラムで、豊田さんが「最近の日本シリーズは昔のような非常体制がないため、ツマらない」というような趣旨の内容があり、共感していたところなので、そんな背景もあって、この采配は気持ちよかったです。
短期に結果が求められる短期決戦の場合は、
「調子の悪い人材・結果が出せない人材」にこだわっていては、瞬く間に勝敗が決してしまいます。
即座に「伸びている人材」「今調子の良い人材」の活用に切り替えていかねばなりません。
企業経営においても、短期で結果が求められる状況の場合は同様でしょうね。
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