自己紹介
  • 自己紹介


    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
  • 最近の記事一覧

  • ブログカテゴリ一覧

  • 最近の記事一覧
    ブログカテゴリ一覧
    カレンダー
    2024年5月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    アーカイブ
  • 月別アーカイブ

  • RSS
    [前日の記事] «
    [翌日の記事]  »
  • 関連サイト情報

  • 2008年4月13日10:26 PM
    中国について考える
    CATEGORY: NEWS雑感

    北京五輪を成功させて先進諸国の仲間入りを!

     

    …のはずが、かえって「まだまだ発展途上国」的な暴露につながってしまった今の中国。

     

    中華思想だからなのか、こうなることはある程度わかっていたはずなのに~(;´Д`)ノ

     

    最近そこそこホットな話題なので、中国について軽く語りたいと思う今日この頃。

     

    異物混入とかチベットとかの問題で、世界的に中国のネガティブイメージがすっごく強くなっていますね。

    でも、日本にとっては中国の反日教育による過去のやりとりのおかげで「何をいまさら」って感じなのが面白い。

     

    日本の中にもあんまり中国を好きでない人が増えているみたいですけど、

    中国は歴史とか文化とか他国に決して負けないステキなところが多いのは忘れるべきではないと思います。

     

    現実の小説の区別もつかない、三国志演義大好き、諸葛孔明大好きみたいなレベルの中国好きは置いとくとして、日本の文化形成において中国文化はとても大切だったことは紛れもない事実です。

    (例:徳川二十八神将軍のモデルが光武二十八将でることなど)

     

    元々、中国人の国民性というのは結構クセがあるのは事実ですけどね。

    三国志などでは出てこないが各歴史書ではでてきます。水滸伝なんかはわかりやすいかも。

    (人食いとか出てくるから)

     

    でも、それもあくまで国民性の違いって程度のレベルです。

     

    では、一体何が中国の様々な問題を引き起こすのか?

    戦後から今に至るまで起こっている中国の様々な問題点は、

    全て中国という国が「大きすぎる」ことから起きていると考えるとわかりやすいかもしれません。

     

    だいたい、10億人を超える人口とあの広大な領土をまとめること自体に無理があるわけです。

    しかも、民族が全く違うんですよ?言葉も文化も自然環境も全てが違うわけですから。

     

    そんな混沌とした環境をまとめるために共産党一党独裁という強力な支配体制を取る必要があった。

    また、国内をまとめるために仮想敵=日本が必要だったのは事実です。

    (反日は某高官の個人的感情から来ていたという説や日本発だとかの説もあるらしいですが)

     

    冷静に考えてみれば「一人っ子政策」を打ち出しており、人口増による食料難などに困っている政府が、

    人権や人の命を大切にするかどうかなんてわかるでしょう?

    反乱分子が一人いなくなれば、人口が一人減って、その分国は楽になるって発想になりますよ?

    元々中華発想があるのですから、他民族は弾圧するのなんて当たり前ですよ。

     

    そんなこんなで、ありとあらゆる手法で、

    ここまでなんとか10億人をまとめてきた中国ですが、もう限界なのは知る人ぞ知る事実です。

    10億人をまとめるのに必要だった一党独裁体制と今の民主化・資本主義化の流れが矛盾しているし。

     

    最も可能性が高い説としては、中国が複数の国にわかれるというものですが、私もそう思います。

    チベットはどう考えても日本人が考える中国じゃないし。そんなとこに漢民族いなかったし。

     

    中国に生産拠点を持つ大企業が多かったり、

    中国向けの輸出に積極的な大企業も多いわけですが、

    国の崩壊っていうリスクも想定しておかないとエライことになるでしょうね。たぶん。

     

    ソ連が崩壊して冷戦が終わりましたが、

    あの時以上の経済上のインパクトが日本におとずれるのは間違いないと思われ。

     

    結果、日本にインフレ(物価の急上昇=貨幣価値の暴落)とか恐慌とかが訪れる可能性もあり。

    そんなときに頼れるのは、貯金残高とかのモノではなく、

    純粋にビジネスモデルだったりスキルだったりの「無形の力」なんでしょうね。

    だからこそ、そんな時代が来るために今のうちに、力をつけなければいけないのです。

     

    そんなこんなで、中国発の大波が来て日本にドーンとショックが走るのは事実ですが、

    それでも中国文化が非常に素晴らしいものがあるのも、永久に失われることのない事実なのです。

     

    以上、歴史背景や中国の政治・経済状況などを見ていた中でうかんできた私の妄想です。