2009年9月24日9:01 AM
CATEGORY: 日々雑感
いろいろなスクールの経営者さまや担当者さまとお会いする機会が多いのですが、
やはりスクール業界は「教育業界」。
レッスン好き、教務好きな方が多いです。
「教える」ということへの強烈なこだわりと信念を持っていらっしゃる方が多い。
一方で実は少ないのが「経営好き」「(経営に関する)勉強好き」の方。
数値関係に弱かったり、教務に関する勉強は大好きでも、スクールの集客などに関する勉強は苦手な方が多いのです(笑)
(時に「営業好き」というハンター気質の方もいらっしゃいますが、こういった方は入会営業に特化した職務が向いています。)
経営好きな方は、本人の成長と比例して徐々に「経営を良くするためには商品力が重要だ!」という事実を悟り、数値関連と同じくらいレッスンクオリティを大切にするようになり、両輪のバランスが取れるようになっていきます。
一方で教務好き・レッスン好きな方は、多くの方が「良いレッスンをしていれば、最後はお客様がついてくる(から集客を無理にする必要はない)」という発想に落ち着いてしまう傾向があるように思います。
意外とこの「レッスン絶対主義」的な発想は、スクール経営において曲者でして…。
もちろん、商品力・レッスンクオリティは非常に重要ですが、それだけでスクール経営が永続することはありません。これだけ競合激しい世界になれば、大資本の広告戦略に飲み込まれてしまうことだって多いのです。
「レッスン重視」は正論です。
だからこそ、周囲は否定しにくい。
だからといって、それを放置してしまえば経営的には危機になる可能性があります。
行き過ぎたレッスン信仰はマイナスになることは知っておいていただけたらと思います。適度な集客やビジネス性は重要ということですね。
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