自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2007年7月10日10:18 PM
    スクール開業の罠
    CATEGORY: 日々雑感

    スクール経営というと、

     

    どうも講師を集めて、

    講座とスクール案内をつくって、

    広告出してお客様を集めていけばなんとかなるんじゃない?

     

    というカンタンなイメージがあるようです。

     

    よって安直な新規参入企業が増える、新事業としての参入が増える。

    さらに事業そのものを甘く見ているため、担当者に適当な人材をあてこんで始めるケースが多い。

     

    調理専門学校卒の世間しらずの若い衆が「なんとなかるだろう」ってな感じで、

    カフェをオープンして豪快にコケるのに似ているのでしょうね。

     

    当然のことながら、そんな安易な参入は壮絶に失敗します。

     

    カフェ経営を同じでスクール経営もこれだけ競合企業が多いとなると、

    スクール開業に求められるビジネスレベルは非常に高いし、

    精度の高いビジネスモデルが求められます。

     

    さらにさらに、長期的にスクール経営を安定成長させて、

    10年維持できるようなスクールをつくるためには、さらに色々な苦労が必要になるわけです。

    (ライフサイクルへの対応とか、時流の変化への対応とか)

    この時期になってくると重要なのは、「人のモチベーションの管理」「人材育成」なんですが。

     

    スクールビジネスというのは、

    今後成長が有望視されるステキなマーケットなので魅力的に感じる企業が多いのですが、

    上記のようにスクールビジネスに参入するのは、今の時代とってもハードルが高いです。

     

    既存の成功しているスクール企業というのは、

    表からでは一切わからないような「裏の」ノウハウが信じられないくらい高精度になっています。

     

    「ノウハウ」という参入障壁をお忘れないようです~。