スクール経営において口コミ紹介は新規集客の大きな柱になります。
口コミ紹介というと、どうしても「紹介キャンペーン」というわかりやすい手法を想像してしまいがちですが、
実は紹介キャンペーンそのものに絶大な効果があるわけではないと思っています。
むしろ紹介キャンペーンをすることで、
自社内のスタッフの意識を「いかにして紹介を生むか」という方向に向けることができる、
そういった内部向けの効果を期待している方が実は大きいのです。
それでは口コミ紹介を紹介キャンペーンに頼ることなく、どのように増やしていくのか?
これには様々な日常からの工夫が必要になってきます。
お付き合い先のスクールの事例をいくつか紹介しましょう。
事例1:入会説明の時のトークを工夫
入会説明の時にアンケートで「何を見てスクールを知ったか?」という項目があると思います。
そのアンケートを見ながらスクール説明をするときに、
「へ~ひとりで広告見て来たんだ。ウチは友達と一緒に来る子も多いんだよ~」
みたいな感じで、紹介を一般化したかのようなキーワードを伝えるだけでも、実はジリジリと効果がでます。
事例2:口コミリーダーをピックアップ
世の中には多くの人々に影響を与えることができる立場の人がいます。
それは今風に言えばアルファブロガーかもしれませんが、商店街の人気の八百屋の店主でもOK。
こういった「口コミリーダー」の人に対して、強く自社のスクールを意識させるようなキーワードを伝えることによって、その方からの口コミ紹介を増やすことが可能です。
「ウチのスクールは絶対にコレが上達できるからすごいよ~!!」みたいな感じで伝えるわけです。
相手がそれに興味を持ってくれたり、会員になってくれたらこっちのものです(笑)
以上、ささやかな事例に思われるかもしれませんが、
丁寧に種をまき続けることで絶大な効果が生まれているケースがあるのも事実。
こんな草の根の「口コミの種」をまく作業の大切さは、
スクール経営では必要不可欠なのです。
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