自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2007年9月4日10:43 PM
    スクール経営におけるイベント活用

    各分野ではバラバラではあるものの、

    業界トータルでみてみると「成熟期~安定期」に突入しているスクール業界。

     

    そんなわけで「安定期」で重要となってくる「個別対応・ハイタッチ接客」による、

    紹介キャンペーンや講座受講案内が、今のスクール経営においては重要になっています。

     

    お付き合い先のスクール様では、意識の高いスタッフさんたちが、

    丁寧に内部の会員様に対してアピールを行うために、内部販促とも言える活動が上手くまわり、

    結果好業績をキープしていることが多い。

     

    まあ、この流れ自体が大きく変わることはないため、

    ハイタッチ接客(人間的なふれあいをベースとした接客)は今後も必要ですし、

    それを行えるスタッフ育成も必要なのは変わりません。

     

    しかし、1億総中流の前提が崩れ、

    平均所得を大きく下回る世帯が増えてきた現在の社会環境においては、

    お客様に対する内部販促のありかたに新しい形を追加しなければならないと思っております。

     

    お金にはシビアにならざるをえない。

    しかし見栄を張りたいし、プライドを維持したい。

    1点豪華主義は貫きたい(納得したもの、こだわりのものは高いものが買いたい)。

    1点豪華主義が顕在化しやすいのは「ハレ」の空気(?)

    安物はイヤだけど、高いものがお値打ちなのはOK!?

     

    などなど、とりとめなく考えていくと、

     

    社会的な時流をふまえると、今後はスクール経営において、

     

    「記念イベントや発表会などのハレの空間での内部販促」

     

    を強化していく必要が増してくると思います。

     

    イベントなどのハレの空間を演出し、

    普段お金にシビアなお客様に対して「買いやすい」「買いたくなる」「紹介したくなる」雰囲気を演出。

    それを追加購入、会員継続、紹介販促に上手につなげていく。

     

    これならばハイタッチ接客と組み合わせれば、それなりに効果が増してくる。

    最近の「感動欠乏症」ともいえる消費者の感覚にもマッチするのでそっちの効果も期待できるのか…。

     

    イベント演出としては、

     

    ・新規のお友達を呼びやすくなる仕組みづくり

    ・イベント特別企画(キャンペーン・講座)の用意

    ・イベント中の演出動画の用意

    ・携帯でその場で申込みが可能な体制

    ・ブースでその場で申込みが可能な体制

     

    などなど…。

     

    大変だけれど考えていると楽しい(笑)

     

    全てをトータルに企画するのは無理ですが、

    少しずつ成功事例が出来上がっているのも楽しい。

     

    まだまだ進化中のスクール経営でございます(゚∀゚)