自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2007年11月19日10:00 PM
    スクール経営と利益
    CATEGORY: 日々雑感

    スクール業界においては、

     

    「お客様からの評判がとてもいい」

     

    「勤務態度も特に問題はない」

     

    こんな非常に真面目なスタッフがいることは珍しくありません。

    学級委員長みたいな感じといったらいいでしょうか。

     

    しかし、こういった品行方正スタッフが

    「お客様に商品提案をしたり」

    「売上を追ったり」

    「利益を上げたり」

    することに拒否反応を示すことも珍しくありません(‘A`)

     

    なんだか妙に正義感が強くて

     

    「お客様からお金をまきあげるなんてトンでもない!!( ゚Д゚)」

     

    「会社の金儲け主義に協力はできません( ゚Д゚)」

     

    みたいな発言をかましてくれるわけです。

     

    非常に素行に問題はないのですが、会社としての経営方針に否定的…。

    ハッキリ言ってしまえば、こういった場合、このスタッフさんの発想は大間違いです。

     

    資本主義のフィールドで企業活動を営んでいる以上、安定した利益を上げ続けるのは必要不可欠。

    利益があることで設備投資が可能になり、お客様に対してより充実したサービス提供が可能になる。

    …というか、利益が出なければ企業は倒産するしかありませんし、給料を出すこともできない。

     

    企業として活動をする以上、サービスを提供しお客様から対価を頂き、

    利益を上げることは決して悪でもなんでもなく、「善」なのです。

    (法人が税金を納めなければ社会的コスト以外の何物でもない)

     

    そんなに「お金」が嫌いならばボランティアスタッフになるべきなのです。

    給料もらうためにスクールで働いている行動そのものが矛盾しています。

     

    非情に聞こえるかもしれませんが、

    スクール経営においては上記のような「いいヒト」が、

    実は経営の癌になったりすることを忘れてはいけないのです。

     

    こんなこと書いていると、私が守銭奴か鬼のように感じられるかもしれませんが、

    資本主義と企業の構造を知って入れば当然の発想だとおわかりいただけると思います。